行先に鎌倉を選んだのは、ここしばらく鎌倉に関するものをよく見かけていたのと、昔の旅のことなんかを思い出していたので、懐かしくなっていたからだと思います。
そう、20年前には青春18切符で大阪から東京に向かう途中で鎌倉に寄って江ノ電に乗ってました、私。
テツコでもないけど、結構電車好き。
きっと、私を呼んでいるんだ。
そう勝手に思い込んで、いざッ、鎌倉。
一番最近では「青の炎」をまた観てしまったことが大きく影響しているでしょう。
でも時間もあまりないし、ロケ地巡りをするのはなかなか難しいだろうな。
だいたい、どこがどこなのか、詳しく調べてる間もなかったし。
それから前回のクールのドラマで、たしかひみあらと時間がかぶっていたと思うけど「最後から二番目の恋」。
キョンキョンと中井貴一さんが出ていたドラマですが、この舞台もまた鎌倉。
「あぁ~、ここ知ってる!」なんて風景もありました。実はドラマも録画して観てたんですよね。
あと、私の好きな漫画、「BANANA FISH」を描かれた吉田秋生さんの「海街diary」のシリーズや「ラヴァーズ・キス」の背景も鎌倉。
あ、そういえば桜の季節にはAさんも鎌倉日帰り旅してたよな~、なんて思い出し、Aさんにおすすめスポットの情報をお願いしました。(またかよ!)
それにしてもAさん、あなたの情報は素晴らしかった。ありがとう。パチパチ
そんなあまりにも個人的な趣味に走ったヲタ旅に、Cちゃんに付き合ってもらいました。
まずはCちゃんが「1日乗車券があるよ。」と教えてくれたので「のりおりくん」(\580)を購入。
そんなことすら調べてなかったさ今回。
Cちゃんは雅紀担だし、「青の炎」も観てなかったからピンとこないことばかりだっただろうけど、ヲタな反応を示す私を面白がってくれたのがありがたい。
藤沢から乗った電車は結構混んでいて、アジサイの季節、ということでおでかけの様子の年配のリュック姿の方々でいっぱいでした。
特に降車の駅も決めないままに乗り込んで、まずは「江ノ電に乗る」こと自体を楽しむ。
そんなこと面白いのか?いや、私には面白いんです。楽しいんです。
まずはそれだけで
そろそろどこをちゃんと見たいか、どこで降りるか考えなくちゃ。
一旦「腰越」で電車を降りる。
降りただけ(笑)。ホームから出ずに手元のMAPなんぞを確かめる。
よし、とりあえず次で降りる
しかしここで私、またボケた~
Cちゃんに、「とりあえずアドレス教えて。」なんて言ってんの。
もう連絡とりあってるのに。
疲れて脳ミソやばくなってんのか、相当緊張していておかしくなってたのか。
「…もう、知ってるよ?」
なんてCちゃんのフツーのつっこみ。
さぞかし驚いたことだろう。ドン引きではなかったか、この醜態
すまん。Cちゃん。
やっぱりね、緊張はかなりしてたと思うわ。
腰越の駅のホームからは海は見えなかったものの、吹いてくる風にわずかに潮の香りを感じました。
次にやってきた電車に乗って一駅隣の「鎌倉高校前」で下車。
ホームから降りて線路を渡る。
秀一が紀子を見送った踏切。
反対側からの電車が来ました。
Cちゃんが声を上げる。
何
www。
こんなところに「嵐」の文字が
これもまたミラクルだね~
「嵐電号 姉妹提携」と書かれています。
江ノ電と京都の嵐山のあたりを通っている嵐電(らんでん)とが姉妹提携し、江ノ電の外装を嵐電にした車両だそうです。
映画のシチュエーションに意識がぶっ飛んでた私はまったく気づいてなかったよ。
Cちゃんサンキュ
ホームから目の前に広がる穏やかな海。
右手に江の島、そしてとんびが飛び交う空を眺め、次の電車を待ちました。