散歩中にふと目に留まった草花。
もうこの季節か。
右横から伸びている花です。
携帯だとわかりにくいと思いますがごめんなさい。
3mmくらいのちっちゃい青い花なんです。
形は、「花を描いて。」と言われたら多くの人が描くような形。
じつはこの2枚の写真の花の形と色はほとんど同じなんです。
が、よく見るとちがうところがみつかります。
花のつき方が違う。
上のは草が伸びていく先っちょに花をつけて、咲かせていきます。
下のは茎に葉っぱが付いているところに花をつけています。
そして、それこそパソコンの写真でもわかんないかも
花の真ん中に黄色い色が、上にはあるけど下には無い。
上は「キュウリグサ」、下は「ハナイバナ」といいます。
葉を揉むとキュウリのようなにおいがするところから「キュウリグサ」。
葉の内に花をつけるところから「葉内花(ハナイバナ)」。
植物の名前のつけられ方って、面白い。
雑草とも思える草花にもちゃんと名前があります。
見つけたらぜひ、葉を揉んでキュウリのにおいがするのかどうか、試していただきたいと思います。
もちろん、いろんなにおいがトッピングされてなさそうな場所の草を選んで下さいませ。
葉は摘むだけでなく、揉むとよくにおいがわかります。
おまけ
誰もが名前だけは聞いたことがありそうな「ワスレナグサ」はこの花の仲間です。
「勿忘草(ワスレナグサ)」。
forget-me-not。
花言葉もその名のとおり、「私を忘れないで」だそうです。
いずれも同じ、るり色の可愛い花を咲かせます。