今朝、ダンナとふたりで震災のこと、話していました。
結婚の直前に阪神の震災。
私たちは直接大きな被害を受けることもなかったのですが、見慣れた場所が大きな被害を受け、街並みが変わってしまったことに少なからずショックを受けていました。
神戸の冬。ルミナリエの灯りに、鎮魂の涙を流してきました。
そして、昨年の震災のことも話しました。
昨年の3月11日。
うちの職場のパソコンが突然本部と繋がらなくなって、いろんな検索が出来なくなりました。
大阪にある会社としては珍しいかもしれませんが、うちの本社や取引先は半数が東北地方にあります。
お客様の問い合わせでパソコンを使って調べてもどうもおかしい。その場は別の方法で確かめておさめたのですが、ふと気になり、インターネットでニュースを見て地震があったことを知りました。
本部との電話もつながらない。仙台の取引先ともつながらない。
不安な時間を過ごしたことを覚えています。
ダンナは格闘技をしているのですが、その縁で仙台ともつながりがあって。
仙台空港に津波が押し寄せる映像を見て信じられない思いでいたそうです。
昨年の震災では広範囲にわたる津波による被害と原発による放射能汚染の心配と、想像を絶するものになりました。
震災関連のニュースや、新聞記事、ドキュメント番組などを見て心を痛めても、どうしたらいいものか、わからない。
何かしたいけど、私に何ができるんだろう。
そんな焦りを感じていました。
募金もしました。
現地にボランティアに行く仲間に出来る協力もしました。
ひとりの微々たる協力であっても、わずかなものであっても。
そして
あれから1年経って、今の私にできることは何だろう。
私にできること。
震災を忘れないこと。
その意識を持ち続けていればきっと、何かにつながるアクションが出来るって思いたい。
言ったのは誰だっけ。
金がある人は金を出せ。物がある人は物を出せ。何もない人は元気を出せ。
そう、元気と勇気は使えば増える。
みんなが元気を失って下を向いてしまってはいけない。
みんなが立ち止まってしまっていては前に進めない。
私はそのまま、元気でいよう。
地球の上にあるものが循環しているように。
水が雲や雨に姿を変えて巡っているように。
私の元気が巡り巡っていろんな元気になりますように。
潮の満ち引きのように
悲しいことの後には、いいことが、幸せなことが巡ってきますように。