センター国語面白すぎwwww ・・・・はぁ | Bein' aware of wisdom

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高認取って大学受験した人のブログ

センター試験の国語の小説が、受験生の間で結構ネタとして扱われてるようですね。

去年は玉むしが受験生殺しだったそうですが、この時点で僕のセンター国語能力は全盛期だったので軽く満点ぐらい取ってましたね。

で、今年は、

「スピンスピンスピン」
「フエーヤフエーヤ チョッ」

などという名言(?)が生まれました。


僕は小説は最後に10分ほどで解いたので、当然時間も余ってないし、ほとんど本文も読んでません。
なので、このような言葉があったのは、うっすらと記憶にはあったのですが、ほとんど覚えてませんでした。

したがって、解き終わった後は、マジで100点切ることを覚悟しました。
小説は10点も無いだろうし、かといって評論や古典もそこまで高くないだろうと。
ですが、結果として7割超えてました。(8割は行きませんでしたが・・・。)



それにしても、今年の小説も、今見返すと結構面白いですねw


今思うと、センター試験の小説って、中々ネタ的要素が強い文章が出題されてるように思えます。
まぁ中学生や小学生のテストじゃないので、普通に読んで心情や背景が理解できるような文章を出しても仕方ないから、わざと複雑な文章を出題しているのでしょう。


玉むしの話はほとんど覚えてないですが、過去問演習してきた中で、僕にとって印象に残ってるのが、

・吹奏楽部の部員の話(自分の中に「うさぎ」がいると思っている。「和声理論の権化」も印象的でした。)
・工場近辺で駄菓子屋を営むおばあちゃんの話(途中でいきなり銀魂のキャサリンみたいな喋り方になる。)
・母子家庭が屋上の水溜りで遊ぶ話(全員が一緒になって頷くシーン想像したら怖すぎwww)

などですかね。
(年度などは覚えてません。)

あと、評論なら2011年か2010年の追試にあった画家の存在理由云々の話が異常に難しかったのは記憶に新しいです。
3回ぐらい解いてやっと文章の流れが理解できたレベルですからね。

ただ、これと同じ試験の古文と漢文は異常に簡単でした。
(たしか、太刀を騙し取られたのに報復をする話と、孤島で琴の演奏の修行をする話でした。)



ちなみに、塾の国語の先生にコピーして頂いた青本の小説の話は、どれも純粋に面白かったです。
個人的に、青本の小説の選出はセンスあると思います。

中でも、
主人公が戦争で敵地(中国)を彷徨う時に、同じくそこを彷徨ってた鬱陶しい上官とたまたま出くわして、彼が民家にズカズカ入って飯を強引に奪い取る様を見て嫌気が差し、結局最後は上官と違う道へと逃げていく、という話は中々面白かったです。

あと、もう1つ戦争(というより戦後)の話なんですが、特攻隊に出願し死を覚悟するも死ねなかった叔父さんが、小さい姪っ子と一緒に祭りの準備をしながらも、心から楽しむことができずにどこか疎外感を味わっている話

そして、戦争の話ではないですが、大学を卒業してから劇団に入り女優になる夢を諦めないと実家の母親に言い張ってきたけれど、実際は夢を諦めて普通の会社に普通に就職していて、夢を諦めてしまった状態を中々母に連絡できない娘が銭湯で出会う不快な女のイメージに付き纏わされる話も印象的でした。

(どれも読んだこと無い人にとっては意味不明ですよねwすみません。読んだことある人に共感してもらえれば、と思います^^;)

とにかく言いたいのは、センター青本の小説は個人的にそれだけでも読んでで面白いものが多かったですね。
もちろんセンター本試だってそうでしょうが、こればかりは好みの問題ですからね^^;


まぁ、いずれにせよ、これでセンター試験とはオサラバです。
色々波乱はありましたが、今までありがとう、センター試験!