Z会と共催なのを、今日初めて知りました。
(河合とZ会の共催プレは1個だけだと思ってたw)
今日は、ついに初めての大学模試である「京大即応オープン模試」を受けにいってきました。
朝から特急に乗って隣県まで行ってきました。
駅に着いたら、すぐに大の方が催してきまして・・・。
お手洗いにかけこんだのですが、便所が混んでる混んでる。
仕方ない。一度出て、もう一度行こう。
しばらくぶらぶらして戻る。さすがにもう空いただろ・・・と思ったらまだ満タン。
・・・・皆どんだけウ〇コしたいんだよ!!(僕もですが・・・。)
皆朝に快便だということですかね。
まぁでも3回目に行ったらようやく1つだけ空いたので、急いで駆け込む。
何とか済ませて会場へ。
会場に着くと、意外と京大模試受験者が多いことに気付く。
しかも、現役生が多い。むしろ浪人生いたのかな?って言うレベル。皆制服でした。
後ろから回ってくる受験票を見ると、案の定、近県では有名な進学校(高校生クイズにも沢山出場してる)の生徒さんでした。
ぐふぅ・・・こんな奴らと一緒に模試受けんのかよ・・・ま、負けないけどね。
一応全統記述で現役での全国順位200位ぐらいだった自分だって負けられないですよ!
じゃぁ、科目別に振り返ってみようと思います。
※ネタバレが入る可能性がありますので、まだ受験してない方は絶対に見ないで下さい。
-数学-
大問1~5をパラパラとめくる。5を捨てることに。4は、できたらやろうという方針。
3は、15分ぐらい手がつけられなかったら諦める。1,2は完答しよう、ということに。
大問1。いきなり(1)が簡単でビビる。
でも、三角関数の複二次式の解が√になって違う意味でビビる。
が、その後に二重根号がキッパリ分解できることに気付いて「あ、そういうことか」と悟る。
余裕でした。
(2)。一件単純そうな問題。とりあえずxとyで置いて考えてみるか。
二次関数の最小値問題に帰着できそう。どれどれ・・・よし、解けたぞ!
って・・あれ?三角形の面積の最小値がマイナスになった・・・。
しゃーない。この問題は諦めよう。
大問2。絶対値問題。
駿台以外での総合模試では絶対値を含んだ関数問題はまず出ないので、結構貴重。
とりあえず絶対値関数のグラフを書いて、接線を求める。
最初は「求める接線は、各頂点を通ればよいから」などというわけのわからぬ早トチリをしそうになりましたが、そこでアホな考えであることに気付き、接点の座標をp,qとおいて、各接点での接線の方程式を比較する形で解くことに・・・。
キレーに接線の式は出た。ためしに二次関数の式から引いてみると、完全平方式になった。これなら大丈夫そう。
あとは面積を求めるだけ。簡単に求まりました。完答です。
大問3。三角形の証明問題。
これは京大特有の、「幾何と見せかけた整数問題」ですね。
最初は正弦定理やベクトルなどで色々イジってみましたが、まともな答えが得られず。
しばらくして、鋭角三角形の成立条件についてイジってみる。
お、これなら出そうだ。そっか。a,bは自然数だから、結局値は限られてくるんだな。
a≧bとしても一般性を失わないとして、(ⅰ)2が最大辺のとき (ⅱ)aが最大辺のとき で場合わけ。
(ⅰ)は完璧でしたが、(ⅱ)の論証が心配。ひょっとしたら大幅減点かも。
でも、気持ち的には、完答です。
大問4。nを用いた確率。
見た時点でまともに解ける気がしない。マグレでいいから部分点を狙おう。
「k回目で1回目の赤を引く」「n回目で2回目の赤を引く」という方針は合ってたみたい。
後は、計算とかその他もろもろのミスだね。
でも、京大は完答至上主義だから、この問題は、多分0点です。よくて、10点未満の部分点がもれなく当たるかも。
大問5。空間図形の問題。よく目を通してないが、解答を見たら糞ムズそう。
これは捨ててよかった。手をつけてません。
というわけで、結果はなんちゃって2完2半。点数は60~90の間って感じですかね。
(多分半分の75点は超えてると思うんですが、微妙なところです・・・。大問3で減点されないか、及び大問1(2)と大問4でいくら部分点を取れるか、が勝負の決め手です。)
ま、80超えてたら御の字って感じですかね。
-英語-
大問1 胎児の発達と抑圧について論じた話。
抑圧といえば、フロイトの防衛機制が思いつきます。
こういう所で、哲学や倫理学が活きてくるんですね。
フロイトの本は読んだことがあるので、結構分かりました。
内容も、どうやら僕のフロイト理解に沿った話。無意識論に近いものがありますね。
内容は読めたものの、下線部が施された部分がちょうど訳が曖昧な所。
いきなり訳がムズくてちょっと焦った。
まぁでも、何とかやりきりました。
大問2 意志論と決定論の二項対立について論じた話。
人間は自らの意思で考えて行動するか、宇宙万物の物理法則にしたがって行動をしているに過ぎないのか、などと論じられてる文章。
とりあえず筆者は後者の考えを退け、前者の考えを支持してるってことが分かった。
ただ、後半ではアインシュタインなどの偉人を出してきて、「人々はその社会で了解されている慣習によって左右されるから、このような考えがあっても仕方ない」みたいな言い方をしていたような気が。
(あんまじっくり読んでないんでよく覚えてません。)
訳出は上手くできたような気がします。記号問題が出て少し焦りましたが、何とかできました。
大問3 「苦手なこともやってみよーぜ」「知らない場所で雨に遭うと酷いことになる」という感じの文章を英訳しろっていう英文和訳。
かなりクドクドした英文に。「suitable for」を「suitable to」って書いちゃった。ここは減点だわな。
その他もろもろ減点かと。
全体としては、90~110程度。 まぁ最低でも90は超えたんじゃないかな・・・(採点によっては分からないけど。)
-国語-
大問1
戦後シベリア抑留された人の経験談。
これが意外と書ける書ける。多分Z会のお陰だと思います。
でも、終わってから解答見たら自分の答えとほぼ同じやつが1、2問しかねぇぇぇぇぇ。
後は全部、何かしら「え?それも入るの?」とか、「え?ここいらないの?」とか、過不足だらけでした。
京大は字数制限がない代わりに、そういう過不足にめちゃくちゃ厳しそう・・・。
大問2
こちらも戦争の世相が絡んだ話。
戦時中の封建的、非合理的社会にあって、疎外感を味わった筆者が、どうして小説を書くようになったかの話。
と、ここで疲れがピークに達する。途中で頭がほとんど回らなくなる。
最初の簡単な小問は結構イケたけど、最後になればなるほどキツくなってきました。
でも、そんな状況だったにしては、中々マシな答案がかけたのではないでしょうか。
大問3
男女の恋の話。いとやんごとなき身分の男が、中将とかいふ女の仲介で、姫君に会いに行く話でした。
最初は意味分からなかったけど、なるほどな、って思った。
これは中々の良問ではないんでしょうか。
まぁ、良問でありながら、解答は結構ズレたこと書いてましたけどね^^;
全体としては、50~80ぐらい。
終わった時は半分行った自信あったけど、自分なんかが半分行くわけないよな~っていう不安もあります。
さっきから点にかなりバラつきがありますけど、それは初めての京大模試で「採点基準・配点」が全く分からないからです。
-日本史-
大問Ⅰ~Ⅳに分かれてる。これは本当の入試でも一緒ですね。
ムズいのは、大問Ⅰの史料問題と、大問Ⅳの論述。
大問Ⅰからどんどんやっていくことに。
「荻原重秀」を「狭原重秀」って書いたり、「李舜臣」を「李瞬臣」って書いたりと、散々な漢字ミスがありました。
一番焦ったのが、「鴨長明の著書は何か」という問題。
こんなクソ簡単な問題を度忘れしてしまうという事態に陥りました。
で、残り5分に「・・・・方丈記や!!」ってなって、何とか書けましたww
近現代史の問題は結構イケました。多分近現代だけだったら正答率8割近いと思います。
(「補助艦」が書けたのが一番嬉しかった。)
結局、一問一答は、最高で43/70点 (多分気付かないミスなどがあってもっと減ると思います。)
論述。1問目は聖徳太子の時代について。これは超ベタですね。結構書けました。
でも、入れるべきポイントが結構抜けてたので、多分半分ぐらいでしょうかね。
2問目。明治期の国家主義教育への転換について。
やべぇ・・・「学制→教育令→学校令→教育勅語」
っていう大体の骨組みしかわかんねぇ・・・200字埋まるかよこんなもんで・・・。
でも何とかネタを振り絞って書きました。なので「天皇の直轄化にある軍部の台頭で・・・」などという、全く関係のないことを書いてしまいました。
もう、1点でももらえるだけでも有難いような内容です。(0点の可能性高い。)
全体としては、ギリギリ50点前後ですかね。
まぁ、最悪の自体は回避できました。
さて、まとめると、
数学 60~90
英語 90~110
国語 50~80
日本史 45~55
合計 270~310 程度
まぁ、どんなに酷くても、C判定以下はないんではないかと思います。
こないだの全統記述に比べれば、全然悪くないですよ。
落ち込みムードが、一気にふっとびました。
また、昨日今日模試を受けて思ったのが、「やっぱり自分は京大の入試形式が好きだな~」っていうこと。
解いてて、何か楽しいですよね。どの教科も。
あと、「ちょっとぐらい失敗しても大丈夫」なように出来てます。
例えば数学なら、1問ぐらい白紙で出しても大丈夫になってます。
っていうか、2問白紙でも3完できれば合格点は取れますしね。
英語はほぼ和訳・英訳のみという、自分にとって大好物な形式です。
日本史は、東大、一橋、阪大などのように論述が殆どを占めるわけではないので、対策はしやすいです。
むしろ、京大日本史は、私大の形式に近いと思います。
やっぱこういう入試だと、勉強のしがいがあるってものです。
あ、ところで、昨日気付いたんですが、大学別模試って、科目別じゃなくて、学部別で「総合点」でしか氏名掲載がないんですね。
まぁ、言われて見れば当たり前ですよね。
リスニングの有無もあり、配点も学部によって違うのに、科目ごとに計れるわけがないww
巷の噂では、経済学部での氏名掲載ラインは大体280~290程度だということで、自分にも充分チャンスはありますよ。
(まぁ、無いと思っておいた方が落ち込まなくてすむので、そうしときましょうw)
次の土曜には、代ゼミの京大プレがありますので、それに準備しようと思います。
(ただ、代ゼミは結構悪問・奇問が目立つらしいので、そこまで期待はしてませんが・・・。)