5.北九州と山口県(1) | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

分かる人しか分からない落書きメモ。
川に流されながら頭を整理中。

☆更新・管理頻度は不定期です。
コメントは、不適切と感じるものやリンク付きは承認しないことがあります。
掲載コメントの背景については承知しておりません。
無断転載・引用はご遠慮ください。

翌日は北九州市の墓苑に寄った。

親から親戚の墓があると聞かされていたので

初めて訪れた。

広い霊園で場所が分からないから管理事務所の

人に聞いてみた。

「名義人は分かりますか?」

会ったことはないけれど、

それらしき人の名を言ってみたらビンゴ。

 

行ってみると、関係者は皆、遠方に

住んでいるので、お墓の手入れがあまり

出来ていない。

先ずは草むしりから始めて、墓石を軽く

洗ってから手を合わせた。

何宗かは知らないけれど、

題目をあげることしか出来ない。

 

しかし日本のお墓問題も大きな課題だな。

後継者が不在、高齢、遠方…とかでは

将来維持管理出来なくなる。

ワタシも祖父母のお墓を改葬して自宅近くに

引っ越したことがある。

役所に「改葬許可申請」を出したり、

受入先で手続きをしたり、全部自分でやった。

大変だったけど、これは本当にお役所仕事。

立ち会いがないので、形式さえ整えれば

中身wはどうにでもなる感じがした。

心の問題だね。

 

いつだったか、親戚の者が契約中の会のお墓に

無届けwで親の遺骨を追加納骨したら、

墓苑から電話がかかってきたという。

「増えてますね、ダメですよ」

と言われ、追加料金を払ったとか。

わざわざ開けてチェックしてるのかよ、

怖~!

 

北九州市には会社の事業所があるので何度か

来たことはある。観光はしたことがない。

その後、関門橋を渡り、山口県下関市の従兄弟の

家に寄った。

ワタシはここも初めてで、またまたお墓参り。

かなり立派なお墓にびっくり。

亡くなった伯母さんは結婚式に来てくれたよなぁ。

お昼をごちそうになり、お土産まで頂いて恐縮。

そのあと急いで美祢市の秋吉台まで走り、

秋芳洞の見学。

 

ワタシはここが初めてで興味津々。

嫁さんは3回目で「そんなに行きたいの~?」と

消極的w

ワタシは秋吉台と秋芳洞は同じものと思って

いたけれど、字も違うし場所も少し違っていた。

 

秋芳洞は秋吉台国定公園の地下100m、

その南麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞で、

見学コースは約1Kmもある。

総延長は11.2kmを超え国内第2位というから

想像もつかない。

一方、秋吉台は美祢市の中・東部に広がる

日本最大級のカルスト台地だそうで、

鍋奉行の一人が住んでいるらしい。

よ、カストロ議長! 違うかw

 

 

秋芳洞の中を見学しながら順路に沿って少しずつ

登り、地上に出てから本格的に坂道を登ると

秋吉台に行ける。

秋芳洞の入り口近くに車を停めたので、また

戻るのも大変なので、出口からはひたすら歩いて

道路を登り、秋吉台を目指した。

テッペンに着くまで何キロ歩いただろうか。

展望台に登ると秋吉台を一望することが出来た。

枯草の平原って感じで、なかなか見慣れない

異国のような景色だ。

 

帰りはまた、駐車場までの下り急勾配の道路を

ひたすら歩いた。

そろそろ体力が尽きそうだ。

これはタクシーとかでテッペンまで行ってから

徒歩で降りながら秋芳洞を逆行見学するのが吉。

 

その日のうちに岩国まで走り、

有名な、かつ屋さんで食事。

広島牡蠣を食べたかったけど、季節的に先月で

終了したとのことで、かつの三種盛を注文。

このご時世でもキャベツおかわり自由らしいが、

かつが大きくて、もう胃がかつかつ。

そのままホテルへ向かう。

 

つづく