１７年前から使用している冷蔵庫を
買い替えることにした。
何処も悪くはないのだけれど、連年の酷暑を
乗り越えてきた老体なので
いつ壊れてもおかしくない。
冷蔵庫は大体、夏に壊れるものなんだよね。
来夏にでも壊れると厄介なので予防交換だ。
で、何を買おうかと調べていたら、
関連して省エネ家電の補助金制度というものが
去年あたりから全国の自治体で実施されている
ことを知った。
聞いてねーよ。
自治体によってその内容は少しずつ
異なるけれど、制度自体が既に終了したところ
もあれば、未だやっているところ、予算が余った
ので期限延長されたところなど色々のようだ。
この制度を利用すると消費電力の大きい家電に
対して、その省エネ性能により数千円～数万円分
のポイントバックがあるという。
当地では未だ実施中なので、これに乗っかること
にした。大型冷蔵庫なら数万円だ。
現在使用している冷蔵庫は480Ｌで、
年間消費電力量は570KWhだ。
買替予定機は540Lで260KWh となっていて、
外寸は同じなのに沢山入り、消費電力は
半分以下だ。
前に買った時でも省エネ機種を選んだのに、
どういうことなんだ。
技術は確実に進歩している。
因みに別の部屋にある数年前に買った補助の
小型冷蔵庫は170Ｌ なのに300KWhと表示
されている。どういうことなんだ？
年間消費電力量は業界で時々、その測定方法や
条件が変わるので、時代をまたいでの単純比較は
できないけれど、小型冷蔵庫の省エネ性能が
低いことは今も昔も変わらないようだ。
スペースが許せば大きい方がいいってこと。
ワタシは今回、600L以上のものが欲しかった
けれど、嫁さんは今の寸法より幅と奥行きが
増えるのは嫌だという。
数センチしか違わないのに。
店に行って実物を見ながら価格交渉していると
驚いたことがある。
今回入替える冷蔵庫は２階に設置してある。
以前は屋内階段での搬出搬入が無料だったのに、
今は往復有料の店が多いらしいということ。
仕方ないのでそれで契約したけど、事前に
現地確認をさせてくれというから翌日見に
来てもらった。
すると搬入担当の業者が言う。
「450L以上は店の規定でクレーン搬入に
なります」
聞いてねーよ。
ウチの屋内階段は見てのとおり踊り場もあるし
幅だって普通より広いんだってば。
簡単でしょ。
聞くところによれば搬入作業の事故が多く、
安全のために店の社内規定が厳しくなって
きたという。
クレーン代が３万円というから、ぢゃ、
お宅で買うのは考え直すわといったら、
店と相談するという。
搬入前なのに心が先に冷えてどうするｗ
結果、屋内階段で搬入可能と判断するが、
安全上２人から４人に増員すれば店はＯＫだと。
増員料金はクレーン代の１/１０なので、
そうすることにした。
搬入業者の作戦、ってことはないだろうな？
後で店の担当者から電話があり、確認不足
だった、申し訳ないから増員費用は店が持つ
と言ってきた。
あんた大型売ったの初めてなのか？
何だかよく分からないけど追加費用がないから、
まあいいや。
さあ、あとはポイントバックの申請手続きだ。
これが超面倒くさい。
事前に幾つかの書類を電子化しておけと。
申請はQRコードでスマホから、が前提に
なってるけど、手打ちすればPCでも出来る
ようだ。
老人ヨケみたいなことするから事業の予算が
余ってるんぢゃないのか？
しかし補助金制度ってどうなんだ？
知ってるか知らないか、タイミングや条件が
合ってるか合ってないか、こんな運命の
巡り合わせに税金が投入されるって、
あんまり公平ではないな。
皆さんは一眼の亀なんですよ、
運がいいんですよ、
ってのを想い出す。
巡り合えればすべてＯＫって訳ぢゃないことは
後でよ～く分かるんだけどねｗ