中学生の頃から無線をしていて、仲間内ではM社のアンテナの評価が高かった。
テレビ用では一般的だったけど、アマ無線用としては少しだけ高価で性能が良かった。
一般向けの古~いスケスケCMでドキドキしてた。
これはその後のもので、あんまりドキドキしないw
こづかいが足りないから、M社や皆が憧れるCD社の高級アンテナは諦めて、秋葉原でアルミパイプを沢山買ってきて、ダブルダイバーシティ(クロス八木)とかスタックを自作してコスパを上げてた。
そんな中学時代、テレビ朝日がまだNETだった頃、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」という番組があった。
毎週見ていたが、お目当てはキャンディーズ。
あの「デンセンマンの電線音頭」をヒットさせた番組でもある。
色々なコーナーがあったけど、オープニングだったかな、あの若大将・加山雄三とキャンディーズがステージで真剣に歌うコーナーもあった。
それ以外は全部おふざけで、子供に見せたくないワースト番組にランキングされていたとか。
番組の中で時々、公開録画の案内テロップが流れていた。
会場も遠くないので、はがきを出してみたら当たったもんねw
このオープニングを中心とした公開録画だった。
録画はなんと、4週分にも渡って繰り返し撮影された。
数時間に及んだため、後半は観客の反応もダレてくる。
4週目であっても放送時にはオープニングだし。
スタッフが、
「疲れてきたかも知れませんが、
もっと元気よくお願いしますね」
といってやり直しになる。
ワタシはキャンディーズが手の届きそうな距離
にいたから至福の時であった。
長い程、いいに決まってる。
座った席が前から3列目でかぶりつき。
しかも彼女たちが歌って踊るステージを下から見上げるから、
♪あ~あ、見えすぎちゃって困るの~
世界一幸せな中学生は、この時に人生の福運を使い果たしたw
小学生の頃からカメラ小僧だったので、この時は暗くても良く写る父親の高級カメラを拝借した。
知る人ぞ知る、Canon7 + 50mm F0.95 の銘機だ。
人間の目より明るいと言われたプロ御用達のレンズ。
当時はフラッシュさえ焚かなければ会場でも写真撮影は自由だった。
それで撮ったやつが、こ・れ・だ!
見えそうで見えない?低画質版しか載せてあげない。
しかも後で消すし。
蘭ちゃんには怒られたいけどナベプロには怒られたくないw
会の活動でも、会の皆と一緒になってステージで踊っていたら、暗い客席から見ている一般の人々の戸惑う顔は見えない。
ステージを降りて、違う角度から見上げてごらん。
見えてはいけないモノが、見えすぎちゃって困るから。
