雪山の寒苦鳥 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

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分かる人しか分からない落書きメモ。
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暑い。

毎日どうなってるんだ。

ウチの方は短い梅雨が明けたころから雨が全然降らない。

以前は夏になると毎日のように夕立があったのにな。

毎日朝晩、庭に散水するけど枯れ出す樹木も出て来た。

 

夏だけぢゃない。

近年では毎年のようにクリスマスの頃に猛烈な寒波がやって来て生活を脅かす。

以前はそんなことなかったけれど、水道の一部が凍って出なくなることもある。

今年の1月には2年続けて台所の水とお湯が出なくなってまいった。

 

日本や世界の気候がおかしいのは、皆が正法に背いているからなんでしょ?

あれれ…広宣流布は何処行った?w

 

凍った時に、他の場所の水は出るのに何で台所だけ?

おかしいなと思い、台所の配管を床下から覗いてみたんだな。

 

ウチの台所には床下収納庫が付いていて、この収納ボックスを引き上げると床下に入れる。

そこから懐中電灯で数メートル先の配管部分を照らすと、何と言うことでしょう、地面からの配管の立上部分が基礎に付いている外部との通気口と同じ位置にあり、寒風と共に床下に雪が吹き込んでいる。

 

これは設計ミスだな。

配管は断熱処理をしてあるけれど、氷点下の風が長時間吹き付ければ凍っても不思議ぢゃない。

暖かくなったら凍結防止用の保温チューブの太いやつをもう一重、巻いておうと思った。

 

で、遅ればせながら先月の話、チューブを買ってきて、収納庫から床下にもぐって作業することにした。

床下は高さも低いし基礎やら柱やら障害物が沢山あり、目的地は見えてはいても最短距離では自分の身体が通らない。

通れそうなルートはかなり遠回りで、しかも直角に2回曲がらないとたどり着かない。

そして方向転換できるスペースがなさそうだから、一度入ったら、その姿勢のまま逆に進まないと戻れない。

閉所恐怖症は無いけれど、かなり不安を感じた。

これで出られなくなって救助を呼んだらめっちゃ格好悪い。

それでもDIY魂が勝つw

 

材料と道具を持って、ホフク前進というより尺取り虫のように進む。

途中に空調用の配管が何本も横たわる難所があり、それを乗り越えないといけない。

高さが低いのでお腹と背中がこすれる。

白アリ業者の苦労が分かった。

 

どうにか目的地にたどり着き、作業を終え、逆進して脱出。

勿論、作業着を着て入ったが、逆進すると上着がめくれることを想定しなかった。

下着までからだ中が埃だらけの真っ黒けで、直ぐに風呂に入ったが、服を脱いで驚いた。

服の上から擦れたからだ中のあちこちが赤くなっている。

ケガはないけど、暑いしヘロヘロに疲れた。

それだけ狭かったというのもあるけれど、歳を重ねて体が硬くなり、狭い所での身動きが苦手になっていることも自覚した。

嫁さんはいつものようにさめた視線で言う。

「よくやるよ、ばっかぢゃない」

 

これで終わらず、細かいことが気になってしまうのがボクの悪い癖。

念には念を入れて、外部との通気口には外側からスライドシャッター付きのルーバーを付けた。

寒気が来そうなときにはあらかじめシャッターを閉じておくのだ。

閉め忘れても多分、保温強化で大丈夫だとは思うけど。

 

真冬の対策を真夏にやるなよ、って話なのか?

しょーがないぢゃん、「雪山の寒苦鳥」を散々叩き込まれたんだから。

春になってから、今でしょ、今でしょ、今でしょ、って頭の中で聞こえてた。

だいぶ遅れたけど暑いのを覚悟してやったw

 

あ、「雪山の寒苦鳥」って活動の煽り文句の定番だったんだな。

今なら分かる。

会で使われる逸話には必ず裏があると思った方がいい。

真に受けていちいち自分に当て嵌める必要なんかない。

 

事業活動でもないものにノルマがあること自体が怪しさの証拠だし、外部は会員の言動でとっくにそれを見抜いている。