選挙を頼む人、頼まれる人 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

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会員は選挙になると、目の色を変えて友人・知人を物色する。

 

頼む相手は、先ずは信頼関係がある人。

断られたら二度と頼まないが、関係は何とか維持されている。

 

次に、信頼関係まで至らない単なる知人。

頼んだことで関係が途絶えることを覚悟した上で頼みに行く。

 

一般人宅に珍しい人が何十年かぶりに現れて選挙を頼みに来たら、自分が軽く見られている可能性を疑った方がいい。

ここでお愛想でも「わかった」なんて言うと、相手は狂喜して次回もまた来ることは間違いない。

 

ビジネスシーンでは宗教・政治・野球の話はするなと言われる。

最近ではコロナ関係も加わっていそうw

ビジネスに限らず通常の友好関係でも、余程親しくない限りは熱く語ってはいけない空気がある。

 

それをものともせずにやってのける勇者が会員だ。

リスクは承知しているので、相手の選別はしている。

 

大体、人から選挙を頼まれて、「はいそうですね」なんて言う人は滅多にいないが、いたらどうかしてる。

頼まれて入れるのは、候補の直接の知り合いか、入れる相手に迷いまくっていて背中を押された時ぐらいだろう。

普通の人は、貴重な一票だから自分で色々と考えて投票する。

 

にもかかわらず、会員は他人に選挙を頼む。

そこには相手の思いや状況など関係なく、言いたいことだけを言いに行く。

選挙は仏道修行で、無量無辺の功徳があるとされているから。

恐れ入った話だが、ワタシもしていたから気持ちは分かる。

 

会員が誰かに頼んでいい返事を貰えたとしても、本当に入れる人はごくわずかだ。

頼まれて入れる人はどうかしてるし、頼む方はもっとどうかしている。

更に元をたどれば、頼む人たちも会から頼まれたから他人に頼んでいる。

二重にどうかしているから、頭が七つに割れていないか見てもらった方がいい。

 

あの時はワタシも頭がバーンしてた。

長い活動で頭のお皿にヒビが入っていたが、非活になってようやくくっついたみたい。割れたら即死だ。

ただ、選挙を頼んで相手が入れるか入れないかは関係ない、頼むことに意義がある、なんて言う指導もあるからたちが悪い。

選挙屋ぢゃない、への予防線だ。

 

末端の人がどれだけ動いたかを報告で吸い上げて評価される階層

がいる。

動いた数と実票との関係は明らかになっているはずだから、動かすほど得票が増えるのは分かる。

しかし余りにも効率が悪いからみんな疲れる。

F100で実票1とか昔聞いたけど、今はエアが増えてもっと低いのではないか。

そんなことより本来なら内確を固めるだけの方が効率はいいし、表向きの数的には十分のはず。

外に頼むのは党だけでやればいい。

 

これまでどおりの動きと、外部依頼禁止で内部だけで票固めするのと、どれだけ数が違うのか知りたいな。

選挙協力だってあるから、一定の外部団体票は入るはず。

要は、会員がお金と労力と人間関係を犠牲にした分は一体何票なのか、ってこと。

 

タダで動く人たちの効率なんか関係ないだろうけど、動かされる人たちだって考えてみたら、って話。

大した数ぢゃないと思うけどねw

 

わずかな票のために、無い功徳をかけて、大きな犠牲を払う。

 

中間報告でよく聞いたな。

「各地でエピソードが生まれています!」

 

それはただの武勇伝で、功徳でも何でもないですから。