見えない力2 「あり得ない話」 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

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怪しい話の第2弾

 

前回は分野が少し専門的過ぎてピンと来ない方もおられたと

思うので、今回はもっと単純に。

んな、バカな! あり得ない、という話。

しかし全部真実なんだな、これが。

 

「シンクロニシティ」という言葉がある。乃木坂46の歌ではない。

「複数の出来事が意味的関連を呈しながら非因果的に同時に起きる

こと」を言うが、ユングによれば「人間の意識同士は、集合的無意識によって交流している。集合的無意識が人々の心、人々の主観的な意識に入っていくこと、或いは逆に個々の人の意識が集合的無意識へと

反映されることがある。人の心は表面的には個別的であるかのように見えてはいても、実は根本的には交流している」とのことである。

 

おいおい、また、何を言っているのかよく分からないぞw 

事例をご覧いただけばすぐに分かる。

どうやらワタシはこのシンクロニシティを感じやすいようだ。

超能力というのではなく、超感性とでもいうのか。

何の役にも立たないが。

 

会では智者を判断する際に「利根と通力にはよるべからず」を引用して、超能力の類を否定している。

日蓮は超能力の存在を否定しているのではなく、その力に頼っては

ならないと言っているように思う。

 

で、ワタシの超感性のシンクロ体験をいくつか。

 

プールに入って泳いでいたら手足の動きが周囲の人たちと揃っちゃいました。

 

ちーがーうーーだろ、もういいって。

もとい

 

その1

電車に乗って中刷り広告を眺めていた。聞いたこともない長ったらしく読みにくいカタカナの○○○○○○○展と書いてあるのを一文字ずつ辿っていたら、丁度、聞いていたヘッドホンラジオのCMで、そこをスラっと読んでくれた。

 

その2

新聞を読みながらTVをつけていたら、話題がある有名人になったところで新聞をめくると、その人が写真入りで出ていた。

特にニュースになるような特別な話題でもなかったのだが。

 

う~ん、これは集ストだ! ほのめかしだ、お前もか!

いや、違うって。これらは全然大したことではない。

ここからが本番。

 

その3

遠い観光地に行き、ラッシュ時のように人が込み合う雑踏を歩いている時、すれ違う人を見て、ふとある人を思い出した。

全然似てはいないのだけれど。

しばらく人をかき分け先に進むと、何とその人が現れた。

 

その4

駅で電車に乗り込み、椅子に座って前に座っている人をぼやっと眺めていたら、突然、会社の社長をイメージした。全然似てないのに。

社長なんてこの先にある事業所にはめったに来ないし、生社長を見たことがない社員も多い。いるわけないよな、と思っていたら、やがてその人の背後のホームを社長が歩いて行った。

社長はワタシのいる事業部出身なので面識がある。人違いではない。

 

その5

出社時に会社の正門まで歩いて来た時、前から来る人を見て社長を

イメージした。全然似てないのに。

すると後ろからタクシーが来て私を追い越して前で止まった。

中から社長が降りてきた。またかよ。久しぶりに挨拶した。

 

その6

お昼になり食堂で食事を済ませ、自分の建物に戻る時、すれ違う人を見て別の事業所のめったに会わないある人をイメージした。

全然似てないのに。

建物の角を曲がったらその人と鉢合わせした。

 

これ、書き出すと切りがないのでここらへんで。

出先で突然イメージが湧いて、それが会いたくない人だったりすると、ひたすら下を見て歩く癖がついちゃった。

それぐらい頻繁に起こるので、理系としてはこの謎を解明したいわけ。意識的にこれが出来たら使い道もあるのだろうけれど、それはない。

 

現状では、まだ仮説どまりだけど、人って体から個別の何かを出してないかい? 電波っぽいもの? オーラ?

しかしワタシはダイレクトにキャッチ出来ないみたい。仲介人が必要。ワタシの受信範囲に周波数変換してもらってる感じ。

イメージする人には偏りがある気がする。誰でも、ということはない。

また、イメージしてから現れるまでの時間は大体1分以内だから、

近くにいることを意味する。逆に言えば離れるとそれは届かないのか。或いは遠くて、会うまで時間がかかる場合にはそのことを忘れているからなのか。

どなたか教えてくださいませませ。

 

「噂をすれば影がさす」

 

これとも密接に関係している気もする。

そばにいると何かが届いて噂させたくなるのではないか。

ワタシだけの超感性とは思えない。一般的にもあるのではないか?

 

こんな不思議なことも科学の先を行くとやらの会の教義で説明がつくはず、と期待していた自分はどアホだった。

 

何かの見えない力が働いて、私たちに呼びかけている。

 

次回、「こわ~い話」につづく。