★ 中谷塾 丸投げプロデュース ★
・ トラブルは避けたい。
・ 穏便(おんびん)に、済ませたい。
トラブル好きな人はさておき、
もめ事好きは、まれだよね。
出来ることなら、
穏やかに生きていきたい。マジで。
誰かから、「えっ?!」って、
思うことを言われようと、全て、
「おかしい!!」
「傷ついた!!」
「悲しかった!!」
「謝って!!」
と、相手に伝えることはない。
目上の方や、会社だと、
「合わせる・流す・とりあえず頷く」…
といったことが、その場を、
なるだけ早く終わらせることだというのは、
身についている。
なぜなら、家庭で、
その対処法を習得済みたからね。
けっこうな割合で、子供の時から。
だから、多くの人は、
社会人になった頃には、
「受け流すベテラン」になっている。
もはや、大人になれば、全自動。
でも、流したものが、
消えることはないんだよね。
時間のなかで、薄くなることはあっても、
消えることはない。
脳をタンスに例えると、
引き出しの奥に、奥に、
感じた違和感をしまい込んでいるいるに、
過ぎないの。
それが、ある時、あふれだす。
肉体を介して、訴えてくる。
湿疹、頭痛、爪を噛む行為、鬱など、
どんな症状としてでるかは、様々。
そのタイミングが、いつかは分からない…
症状として、外にでたことにより、
タンスの引き出しに、少しだけ、
余裕が出来るんだな、これが。
だから、また、受け流す。
そして、また、症状がでる。
本当に、やだよね~…
社会の一員でいる以上、受け流すことは、
生きていく以上、
必要なことだと言わざるを得ない。
でも、それが、肉体や、
精神を病むことになって、
良い訳はないんだよ。
「じゃぁ、どうすれば良いのか?」
これ、受け流すことが、
全自動になっているから、問題なのです。
自分の引き出しのキャパシティーを、
把握が出来ないのに、子供のころから、
全自動で、ガンガン、
そこに詰め込んできた訳ですから、
パンクするのは、
ある意味、当たり前なこと。
大事なことは、
「違和感」をしっかり「違和感」として、
把握をすること。
自分が感じたことを、
引き出しに入れる時は、
手動で行うことが、むちゃくちゃ、大事。
流しても良いけど、
その前に、受け止める、
流すものを把握する。
今まで、全自動で行われていたことを、
手動に切り替えるのですから、
手間はかかる。
面倒で、結果はすぐにはでないし、
やっぱり、全自動の方が楽…
と、全自動を選んでしまう。
これ、洗濯の話じゃなくて、
『自分を大事にする選択をする』
ってお話です。
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