【傲慢女 相談室】
Q:中谷さん、助けてください。
私、SNSで、知っている人が、
「〇〇って感じの人、イヤですよね。」
とか、
「こういう人、好きじゃありません。」
とか書かれていると、
「私のこと」って、
思ってしまうのです。
でも、思い当たることはあるし、
本人に聞く勇気はないし、コメントで、
同調しているのを見ると、他の人達も、
私のこと、そんなふうに、
思っていたんだ・・・・となります。
自意識過剰と言われても、
どうしても、そう思ってしまうのです。
こういうふうに思うのは、
私だけなのでしょうか。
中谷さんは、そんなことは、
思われませんか?
どんなふうに、対処をされているのか、
考え方を、
教えてもらえますでしょうか。
最近は、SNSを見るのも、
怖いのですが、
見ずにはいられないし、睡眠不足だし、
泣きそうです。
よろしくお願いいたします。
A:おいおいおい…
大丈夫かいなぁぁぁーーー!
でも、このような御相談、多いんですよ。
つい最近も、あったなぁ…。
思っちゃうんだから、仕方ないよね。
自意識過剰と言えば、
自意識過剰なんだけど、
もう、答え合わせが、
「アハ体験」状態になるから、
思い当たることが、1つでもあると、
後は、他の事は、
思い当たるところを見つけてきて、
「正解!」、「正解!」、「正解!」
って、なってくるんだよね~。
周りから見たら、
いやいや、違うって…って思っても、
もう、アハ体験状態の、正解!
が連続している脳は、聞く耳なんて、
本体に持たせないから。
あなた様の状態、
気持ちは、よーーーく分かる。
すぐには、この考え方が、
変わる訳ではないけれど、
考え方…思考は、
何度も上書きすることで、
変更が出来るようになりますからね。
簡単に言えば、
考え方を習慣化させれば良い…
ってこと。
今の、あなた様は、
「これ、私の事だわ!!」って、
思っちゃうのが、習慣化しているので、
それを、違うパターンで、
上書きしていく…
という作業をしていきます。
勿論、長い目で、やっていかないと、
習慣化は、なかなか出来ませんから、
気長にいきましょう。
さてさて…
もし、そのネットで書かれている、
イヤな人とされていたりする「人」が、
実際に、「あなた様」、うん、
「あなた様=私」だったとしましょう。
それって、結局、
本人に直接言えないにも関わらず、
「ねっ、ねっつ、ねっ、
誰とは言わないけれどさぁ~」
って、言っているのと同じですよね。
書いた本人は、
思ったことを書いただけ…
とか言うかもしれないけれど、
同調してくれる人がいることを、
予測して、書いているんですよ。
見た人が、不安になることを、
分かった上でも書いている…
あなた様のように、
「私のこと?!」って、
思う人がいることが分かったうえでね。
だから、そういうことを書く人に、
「私のことですか?」って聞いたら、
「違いますよーーー!
あなたのことじゃないですよーー。」
って、答えてるんじゃないかな?!
直接、本人に言うことも出来ず、
同調をしてもらうえることを予測し、
名前を伏せることで、
誰かの不安をあおる立場でいられる
自分…
そんな人と、
知り合いになっている必要、
ありますか?
そんな人から、あなた様が、今後も、
良い影響を、
受けることがあるでしょうか?
たとえ、その書かれているイヤな人が、
「私」のことでないとして、
そのような人を、
自分の人間環境に置いておく理由、
ありますか?
名前を伏せることで、
「誰かの不安を、
あおる立場でいられる自分」
…って、簡単に、
誰でもなれるんですよ。
厄介なのは、
「言ったもん勝ち」なこと。
不安は、あおられる前に、
自分発信で、あおったほうが、
振り回されなくて良いですからね。
人は、環境が、とっても、とっても、
大事なのです。
近くの人から受ける影響は、
想像を、はるかに超えてきます。
だから、直接、
本人に言うことも出来ず、
同調をしてもらえることを予測し、
名前を伏せることで、
誰かの不安を、
あおる立場でいられる自分…
な人の周りには、
同じような人が集まるのです。
そういう人の近くには、
やっぱり、そういう人がいる。
だから、あなた様が、
そういう人はイヤだ…と思うなら、
離れてください。
最初は、やっぱり、
気になるだろうけど、
離れることは出来ます。
自分の人間環境は、自分で、
整えられますからね。
ぜひ、周りには、あなた様が、
気持ちよくいられる人を。
ネットの世界だろうと、
なかろうと…ねっ。
プランニングプロデューサー 中谷彰子