-Greetings-
ご拝見、ご拝読、誠にありがとうございます
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- FORD F250-
いにしえのブルライダーの愛車風の雰囲気抜群のトラッキン
前回からのつづきです
"DIST"のシャフトにガタがあり、点火系を一新メニューならびに、
"INT"のガスケットからのオイルモレ修理、更には白煙を成敗するのに、
まずは、ステムシールを交換してみることになりました
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バルブカバーのガスケットも"INT"のガスケットを交換するので、
左右交換します
外してみるとガスケットはシーラカンスで接着しているものの
軽くずっこけていました
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エンジンはビックリブロックです
このFE/FTエンジンの"INT"は巨大でバカ重いので、ホイストの力をかります
プッシュロッドを抜かないとインテークが外れない構造です
60年代に大活躍したビックブロックで、ファンも多いです
Chrycoのビックリブロック同様、Yブロックデザインです
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そのジャイアントインテークをシェビースモールブロックのモノと比較してみました(GEN-1)
シェビーのスモールブロックでしたら、たとえ"ど鉄"でも一人の人力で
脱着は楽勝・・・です
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玉砕・・・
インマニのオイルモレも過去に外側からシーラカンスをネジ込んだ
爪痕が確認できます
現在のケミカルでも玉砕シリーズはあるらしく、性能も上がっているようですが
当方は足をつっこみたくないエリア・・・です
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"INT"側のポート径です
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フォードのパート#です
上方には"FoMoCo"の角判も確認できます
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パワーブレーキのバキュームソースをとるポートです
ブタっ鼻になっています
フィッテングが付く部分です
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▲ LHのカブレターのベースを止めるネジ穴は
吸気管に直結しています(貫通)
▲ こちらは同じくFord Big Block"FE"シリーズの"INT"ですが、
吸気管を太くするあまりプッシュロッドが吸気管の中に通っています
フォードの情熱の作、"Tunnel Port"と呼ばれるモノです
当時のグランドナショナルストックカーレースシリーズで使用されていたモノで、
カブレターのフランジはドミネーターフランジ・・・です
トンネルポートはウェブでいろんなマニアの方がとりあげているので、
ビビビと来た方はそちらを検索してみてください
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バルブステムシールを"On car"で交換していきます
現車はシャフトロッカーなので、ロッカーアームをバラさないといけないので
そこは避け、スプリングコンプレッサーがうまく噛みつくように、
工具自作しています
2Studsにしたので、"IN"&"EX"いっぺんに作業できます
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Here comes Air......
エアーリフターでバルブをホールドし、スプリングを外していきます・・・
ロストボール防止に各ピストンは"TDC"ポジションにしてあります
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リテーナーが二部になっています
Ford FE/FT Engine コンストラクション
づづく
フォードFE/FTビックブロックのお悩み&野望等ご相談ください
332-352-352HP-360-361-390-390HP-410-427-428-
428CJ-330HD-330MD-359-361-389-391
-cubic inch-
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★ Buick SW ★
ビュイック センチュリー/ リーガルワゴン
モロモロ気になるところのご依頼と車検パスまでのストーリー・・・です
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クーリングラインは真水しか入っていないようで心配・・・ということで
ラジエター~シリンダブロックプラグまで外してワーラーを抜いてみましたが、
確かに真水オンリーでした
大寒波が来たらここ関東南部地方でもブロックが”パキッ”といくかも・・・です
実際何度かみちのく地方からシリンダーブロックの中のワーラーが
フリーズし、ブロックが”パキッ”と逝ってしまった車両が過去に運び込まれています
そうなるとエンジンはおじゃんです
シェビースモールブロックのように市場に多く出回っているエンジンなら
良いですが、このビュイック3.1L-V6あたりは難題コースかも・・・です
他、排ガス規制が掛かっているエンジンをパーにしてしまうと、
構変なんかも課題マシマシ・・・です
※現車はメーカ打刻生かしです(点字風)
※クーリングラインの状態が不明で心配が募る・・・※
そのようなアメリカンビークルのオーナー様は是非当方にご用命ください
バッチリ詰まり除去~ノンフローズン仕様に仕立てます
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行くとこまで行きそうでしたが、
ここで歯止めをかける・・・
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サブタンクのヘドロも撤退させます
誰かがやらないと一気に地獄まで堕ちるところでした・・・
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フロント足まわりセクション
タイロットエンドのブーツがパックリ・・・
この辺も最近は国交省に大目に見てもらえないので交換します
古いクルマには国からの神風は吹くことはもうなかろう・・・
みたいな感じなので、税金&維持費等は妥協せずに払っていくしかなさそう・・・・です
ブーブー言ってるだけだと好きなクルマも乗れず人生クライマックス・・・
・・・になってしまうかもです
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パーキングブレーキもチョンボせずに鋭く効くようにします
車検は”テク”で通す時代からまじめに通す時代になってきています
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Ummm....
ブレーキフルードも墨汁化してきているので交換しました
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It's time to ローテーション
タイヤローテーションもおまけコーナーで処置
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シャシブラ等でさりげなく仕上げていきます
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フロントまわりもさりげなくです
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すべて真っ黒けっけにしてしまうと昔の町の車検屋さん風になってしまうので、
新車から状態良く残っているものはクリア系を噴霧していきます
黒同様強力なヤツ・・・です
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クルマの下まわりの状態はバカいいので、
この辺りもクリア系で噴霧してあります
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ケツのマフラーパイプは途中でブッ飛んでしまって排気ガスがこもる感じになってます
運が悪いとCO(一酸化酸素)中毒で"R.I.P."になってしまうので、
処置をお願いされました
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そこで、"R.I.P."の心配がないように車外開放仕様にしました
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▲ 点火方式は90年代によく見られた"Wested Spark Ignition Coil"です
同時期のツンベなども採用していたはずです
一度に二本のスパークプラグに火を飛ばします
パワーストロークに一本、片やエキゾーストストローク中のモノに一本です
まさに文字通り"wested"です
そして、時代は流れ、"Direct Ignition System"へと移行されていきます
"Coil on Plug"とも言われ、こちらのほうが想像つきやすいかも・・・です
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HITACHI MAF Sensor Check it up...
調子の良い車両から学ぶのもインポータント・・・です
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"Freq"はちょっと前に登場したESTシグナルより全然速め・・・です
※PICはアイドル状態です
だいたいあっているか時間のある時にビュイック大辞典でチェックしておきます
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ビュイックお引き取りの時に地元の名産いただきました
ありがとうございます
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お饅頭です
当方お饅頭他甘味でもつまみにしてアルコールガブ飲み・・・できます
酒と女に人生賭けている方まわりに多い・・・・かもです
※ I'm not.
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まだまだ大人気
ビュイック センチュリー/リーガルワゴン
不調等でお困りでしたら、ご依頼お待ちしております
車検も"Sure thing"です
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■ホワイトマッシュルーム■
激安プライスの時だけに仕入れるホワイトマッシュルーム
用途は結構あります
大倉山の八百屋で確か100円ポッキリ・・・
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今回はスライスしてオリーブオイルで10分弱煮込むだけの
シンプルエディションにしました
味付けも塩コショウのみ・・・です
恐らくオニオンも一緒に煮込んだり、仕上がったモノに
パセリやコリアンダー(パクチー)をダンクしても良さそう・・・です
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■ザ・イチローズモルト■
The New Years Torpedo.....
クラッシックシェビーをコロがすお客様に新年のご挨拶で
高級魚雷発射いただきました
このイチローズモルト社もルーツを探るといろんな興味深いルーツが
見えてくるそうです
そのクラッシックシェビーもお嬢ちゃんの送迎で
毎日発艦されて調子も劇上げのようです
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新年度1月にご依頼ならびにお立ち寄りいただいた方々、
誠にありがとうございました
2月も皆様よろしくおねがいいたします
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オールドハウス
-contact me-
DIAL: 045 591 9695
MAIL: superior_olds007@ybb.ne.jp
CALL or VISIT
TODAY
横浜市港北区新吉田町6070
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■余白コーナー■
余白を使ってたまに思いついたモノを披露したいと思います
当方、博士でもジャーナリストでもないので、
説明文はほぼ引用です
Bruce Mclaren / ブルース・マクラーレン
レーシングドライバー&チームオーナー
日本ではF-1マクラーレンチームの創設者として知られていますが、
Can-Amシリーズではシボレーエンジンをマシンに搭載し、
1970年代西ドイツからあのチームがやってくるまでは、
Can-Amレースシリーズではビクトリーを席巻していった
ドライバー&チームだったようです
The Mclaren M-6 in 1960"s Can Am action used a special,
Cast-iron 350 ci small block increased 359 ci and using a dry oil sump
and Hilborn fuel injection.
Witn the arrival of the Mclaren M-8 , the team switched over to
Chevrolet ZL-1 blocks, bored and stroked to 494 ci and
producing upward of 740hp.
1960年代まずはスモールブロックでCanAmシリーズに参戦していた
マクラーレンチームは350キュービックインチのスモールブロックを
359キュービックインチまでチューンして、
ルブリケーションシステムはドライサンプ方式、
燃料供給はヒルボーン社のフュエルインジェクションシステムを採用
その後、"M-8"が開発され、同時にチームは
ビックブロックZL-1ブロックを搭載するようになりました
排気量は494キュービックインチ、最大740馬力を絞りだしていきます・・・
中でも、アルミブロックで"Sleeveless" " without iron cylinder liners"
の文字通り、鉄製のライナーは使用しなくなっていきます
※ Reynolds Aluminum 390 alloyなど
動画サイトでもそのサウンドは確認できますが、
音はバカいいです(エンジン音)
ブルース・マクラーレン氏はフィルムにもなっており、
そちらも世に出回っています(アマゾンプライムは確か有料)
ただ、邦題は
「マクラーレン F1に魅せられた男」
・・・と、日本ではここでも"F1"です
※だめではないですが、シボレーエンジン雲隠れ・・・です
当方もマルボロカラーのF-1マシンとか、
ドライバーはジェームス・ハント、アイルトン・セナ、アラン・プロスト
くらいのF-1マクラーレンチームの知識はあるかも・・・です
ちなみに上記PICのカンナムレーシングカーのYellowオレンジ色は
ニュージーラウンダーである彼の母国、
ニュージーランドのナショナルレーシングカラーのようです
-Have a Great evening-
stay safe