Many thanks-------2020
-Greetings-
Black cat Bone...
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◆Chevrolet Suburban◆
▲ トランスミッションジョブ~その他モロモロ処置&修理して
最後は車検を通し、東京さに帰還していきます
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トランスミッションリビルトの続きからです
パンを開けた瞬間はこんな感じでした・・・
インプットシャフトのケツも削れ、リビルトするには"F★ckin' Now"な時期まで来ていました
添加剤などブチ込み、仮に症状が改善されてしまったなら事態は最悪・・・です
各クリアランスとか部品の摩耗した機械を無理に動かすとなると
想像していただければ恐ろしいことだとお分かりになると思います
エレクトリックパーツ、セミコンダクターパーツ等使用していないこの手の
オートマはオイルがきちんとレベルまで入っていても動きがおかしくなったら、
潔く"Time for Rebuild"・・・の時期かもです
※ "On car"で最終チェックする箇所あります
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フロントのエンドプレーをキメるためのシムを定めていきます
今回はコンマ016"の厚みのモノにしました
この長老のミッションもアメリカでどのくらいの距離を走破したのか
不明ですので、各スペックを見直していくのがインポータント・・・です
今回まともにキメておけば、電気自動車の時代に突入してからも
このミッションがヘコたれることは皆無・・・です
※あくまでも機械なので、99.9%です
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実際エンドプレーが異なると上記PICのようにアタリが変わってくるかも・・・です
テカッているとこと穴までの距離が微妙に違います
※同じターボハイドラマチックのノンロックアップタイプのインプットシャフトです
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ローリバースピストン厚みチェック
まさか、直6用のピストンが入っていることはないかと思いますが、
念のため・・・です
実際は厚みは2,921"です
ちなみに直6用は3,106"になります
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今まで活躍していた"L&Reverse のsteel&friction”です
前回お伝えしたようにマニュアルロー(L1)と後退の時にしか作動しない
クラッチですので、状態はバカいいです
※もったいないですが、新品にします
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ダイレクトクラッチドラムのブッシング交換
エンジンパワーに負けると上にくっついているワンウェイクラッチが
良くブッ飛びます
※インターミディエイトローラークラッチ
対策品として、スプラブタイプのヘコたれないモノがマーケットに出回っています
※高いです
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ニューブッシング鎮座
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ブッシングを交換したら、相方とのアタリも良く確認します
※ここではポンプカバーの凸部分・・・です(ステーターシャフト)
ポンプカバ-の中のブッシングもバッチリ交換してあります
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ダイレクトクラッチクリアランスチェック
スペックからズレズレですと、超短命のトランスライフ・・・になります
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ピストンもいろいろ種類でてきます
THM350ミッション デビューは1969年
GMデビィジョンの中で製造するのは、
ビュイックとシボレーです
それまでの2速の、
two-speed Super Turbine 300
&
aluminum-case Powerglide transmission
からの1速増した進化版・・・です
それぞれプラント(T/M製造工場)は、
ビュイック➡ Flint, Michigan
シボレー➡ Tolede, Parma. Ohio, Winsor, Ontario
・・・とシェビーの方が製造拠点が多いです
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フォワードクラッチピストン装着
発条の力がやや強くコンプレッサーがずっこけるので、
バイスでねじ伏せ・・・
※専用ツールもあります
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ウェーブプレートもまじめに装着
たまにリビルトキットのスチールでちょろまかしているミッションもあります
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ポンプのブッシング交換
こことケースの一番ケツのブッシングが一番摩耗するので、
これらを見過ごすリビルトは藪の中の藪医者・・・・かもです
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To Check the front -pomp-gear-to cover clearance
マックスはコンマ0015"なので、普通のシックネスゲージでは付属していない
薄さ・・・です
リビルトに失敗こいてカブるのは自分自身ですので、
スペックの公表されているモノはすべてチェックした方が良い・・・かもです
いつでも、"don't guess measure it"がインポータントです
そして何よりも、仕上がりがグンバツに良くなります
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ケース側もブレークイン時にバラバラにならないように
積み上げていきます
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バルブボディセクションもすべてチェック
ダイレクトクラッチのacuum発条も無事でした
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バルブボディをケースにくっつけていきます
E.YAZAWAの"Z"がある方のガスケットがバルブボディ側になります
※当方は勝手にこう記憶させていただいてます
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EXTのブッシングも交換し、シャフトのブレを無くし、
チビりにくいトランスミッションに仕立て・・・ます
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Final check front end play to specification
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外装も仕上げて本体は完成です
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トルコンはスプライン、ワンウェイクラッチ他、
ポンプシールのアタリ面等チェックして問題なさそうですので、続投・・・します
ただ、見た目がミザリーなので噴霧してみます
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トルコンはシェビーらしくオレンジにしました
ミッションとドッキングさせて、長老にバックオンしていきます
マフラーパイプをかわしていかないといけないので、
トルコンがずっこけないようにトルコンロッカー装着
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相当ミッションを斜めにしなければならず、最終的には
マフラーをごっそり外しました
下手にミッション落っことしてケースとか割れたら悲惨・・・です
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パンはブラックアウトしました
古い前期のモノはストックでドレン付いているタイプもあります
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"B1A28N" 現物ミッション考古学・・・
パンのサイドにスタンプあります
B : Parma工場で製造
1: 1971年製
A: 1月 (Month Produced)
28: 28日 (Day of Month)
N: Night
1971年1月28日の夜勤の時にParma工場で完成したミッション
・・・・となります
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SpeedoはAuto Meterのステップモータータイプに変わってますので、
シグナルを飛ばせるようにしてありました
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確かに長老、ミッションのケツから超音波・・・出てます
70年経過したクルマから超音波も出すことができるのが、
アメ車の良いところ・・・かもです
この後車検も行ったのですが、スピードメーターも
バッチリ正確です
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トランスミッション奮闘記
いつものように2部発行でまとめておきました
今回は身元もハッキリしたので、その辺りも記しておきました
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クリアランス等も捏造なく、後世に残す・・・
オーバーホールキットだけで、ざっくり直す・・・
よりもより良いモノができる・・・はず
※ダイレクトクラッチのところミスプリント・・・です(.045")
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他、デフのピニオンシールから結構なオイルモレ・・・
シールのアタリ面がアウトです
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8,2"か8,5"か不明でしたので、ここからパーツを割り出しました
スリーブもバッチリ被せ、オイルモレ成敗・・・
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村さ一周して総点検
ベタ踏みしてキックダウンも強烈に体感・・・できました
車検をパスし東京さに帰還・・・です
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■ザ・黒ニンニク■
ワークショップで二週間弱
人生初挑戦の黒にんにくも無事完成しました
親方のお友達にそれぞれおすそ分け
レディースに何故か大変喜ばれる黒にんにく・・・・ How come?
製作は簡単でしたので、只今三回目に突入しています
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■アニマルズ■
この間のクリスマスにアニマルにクリスマスプレゼント
鈴カステラはレジデンスとワークショップ近郊に潜むタヌキにバラまきました
ドッグにはミニドッグフード
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本年度も"Many thanks"でした
来年もワークショップで皆様のお越しをお待ちしております
奇々怪々なお悩みや偉大なる野望等お気軽にご相談ください
Keep the Great American Car on the Road,,,
&
Let's keep the old HOGS turning corners!
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オールドハウス
DIAL: 045 591 9695
MAIL: superior_olds007@ybb.ne.jp
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