エンジンこしらえ ☀ GEN Ⅴ直前 マークⅣ搭載SS454 | 横浜アメ車修理、メンテのオールドハウス " FIX the RIGHT WAY"

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修理4/26/2016(火曜日)アメ車エンジン

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Greetings!

ご訪問誠にありがとうございます

春でしょうか タヌキ、ハクビシン、アライグマ・・・・
うろついています

★★★


貧乏暇なし・・・ / A Poorman is busy...■
空いた時間はサウナでのんびり・・・とはいかず
チャカチャカ動いています
前回の続きです

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 シリンダーヘッドの候補が工場の片隅で見つかりました
ファクトリーのアルミヘッドです

その昔、都筑区でアメ車をバンバン売っていた社長さんから
たしか譲っていただいたものです (As is)


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 スクリューインスタッドです(ストックの状態)
プレスインはシェビーのもっともアカンとこでした(ブン回す人にとってはです)

ヘッドは今回ご紹介のみです
バラして使えそうでしたらまだお伝えしていきます

zzzz

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 ピストン&コンロッド
ピストンは上記ヘッドを使う前提で交換の方向でいます

ロッドはデトロイト産のファクトリーのモノが続投します
2~30万キロは楽勝持つようにシボレーから送りこまれたパーツですので、
したみちで多少ギャンギャンやってもおそらくへこたれることはないでしょう

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 長年コンビを組んできたピストンとコンロッド 
ここでお別れ


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 コンロッド体重測定

それぞれ重さにバラつきが確認できました

一番大きい差は7グラム程もあります

誤差を修正せずにパフォーマンスパーツをどんどん追加していっても
”なんだかな・・・” のエンジンになりかねません


sssssssss

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 コンロッドのサイドはポリッシュしてみました
ミラーにはしてはいけないような事を聞いたことがあるので
ざっくりです

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 あたまとおしり重量合わせ
だいたいこんなイメージで進めてみました
すべて同じ条件で計測します

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 計測しておいたクランクピンとコンロッドのバーチカルラインの
クリアランスを確認します

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 先日、ひゃっきん(100円ショップ)で
”ビビビ”ときたモノを仕入れました

オールプラスチック製(ジョーの部分も)のシャコマン

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 狙いは"Mike"の固定です


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 100円シャコマンデビュー

2-3"の"Mike"をくわえても安定しています
ジョーもプラ製なのがミソです

ロッドクリアランスは0.0016”~0.0018”ほどでセットできそうです

zz

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 パーティングラインも8本確認します


貧乏暇なし・・・ / A Poorman is busy...■

エンジン組み立て 小技(こわざ)の連続・・・
慎重~ていねいに進行中

つづく


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●シボレー SS454●

オイルモレ修理

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 SS454デビューイヤーにしてマークⅣエンジン搭載ラストイヤー

マークⅣエンジンは"ラットモーター"といったニックネームもついていた
気がします


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▲ リアのクランクシールを"On Car"で交換します

オイルパンの取り出しクリアランスを作る為、エンジン持ち上げ


sssss

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 4ボルトです 状態もすごくいいです

■☁

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 マークⅣの証し 2ピースリアクランクシール
シールプロテクターを使用し交換していきます

翌年'91年からはGEN ⅤーⅥエンジンになります(シェビービックリブロック)
こちらはワンピースリアクランクシールです(ドーナツ状)

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 ロア側もシールプロテクターを使用し丁寧に装着

「シール変えたけど漏れるなぁ・・・Ummm...」
・・・といった方はこの時点で上側にガリ傷を作ってしまっているかもしれません


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▲ 一気にフロント側も交換


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 フロントはダンパーの中心がシールとコンタクトします

ダンパーにはバームクーヘンのような重り
427より0.24インチ長いストロークのバランス取りを行う為
454には前後に重りが追加で取り付けられています(エキスターナル)

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 塗れるモノは塗っておきます


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 パンの中も無菌にして装着します


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 オイルクーラーアダプターも所々リフレッシュしました
クーラーホースも交換

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 ストックのデカールも味がでてきています

1990年のSS454はマークⅣエンジンラストイヤーに加え、
トランスミッション(AT)・・・・など
翌’91~と違いがポコポコあるそうです

454 SS ゴールデンウイークはオーナー様とお出掛けでしょうか…?

Gen Ⅴ~Ⅵも勉強しています






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