先日、ジャック・ウェルチ氏が死去しました。

 

米GE社の生え抜きで、

 

「20世紀最高」とまで言われた

 

伝説的な経営者であり、

 

私もこれまでの仕事などで何度となく

 

見聞きし学んできた経営哲学やさまざまな

 

名言、金言の中で、ウェルチ氏の

 

次の言葉は脳裏から離れることがありません。

 

Change before you have to.

 

変化(変革)せよ、変化(変革)を迫られる前に。

 

 

一例を挙げれば、

 

かつて、企業のリストラクチャーは

 

経営に行き詰った末の最終手段でした。

 

いまでは、平時の常套手段です。

 

 

外部、内部を問わず、

 

周囲の環境変化によって

 

自らも変化を余儀なくされる。

 

自分が望まぬ変化を強いられることは、

 

そう珍しいことではないのでしょう。

 

ですが、

 

それを悟ったかのようにあきらめるには、

 

早すぎる。

 

 

主体的に、

 

自分が望む方向に自ら変化していくこと。

 

これを実現できるか否か、

 

そして積み重ねていけるか否かは、

 

人生という長距離走において、

 

とても大きな意味を持ってくるものと思う。

 

日々の取り組みこそが、その源泉です。

 

 

本日の稽古は、

 

早春の冷気のなかで精神が研ぎ澄まされ、

 

互いに刺激しつつ、

 

気持ちは高まり、心は鎮まり、

 

個々の集中力が時間とともに増していく

 

充実したものとなりました。

 

締めを執った指揮者をはじめ、

 

それぞれが素晴らしい間合いを

 

つくってくれました。

 

これらを味わえること、

 

道場の醍醐味の一つです。

 

 

新型コロナウィルス感染拡大防止の

 

対応に限らず、

 

日常にはさまざまな制約があり、

 

みなに等しく限られた時間です。

 

一日一日を

 

これからもよい時間に

 

していきたいと思います。