この週末、かなり身体を動かし、

 

充実した三連休を過ごすことができました。

 

先週土曜日~日曜日には、

 

出張で稽古等々から外れたため、

 

ここ数日は、先週の分を取り戻すような

 

気持ちがあったのかもしれません。

 

それでも、まだ身体は動く。 

 

有り難いことです。

 

 

稽古のあと、トレーニングを終えたあとに、

 

なぜ息切れをしないのか、

 

その持久力はどこからくるのか、

 

と尋ねられることがあります。 

 

私としては、かなり疲労しているものと

 

思っていますが、

 

肩を上下動させるほどの

 

大きな息をすることはなく、

 

両手を膝につき、顔を床に落として

 

疲れ切った表情を

 

しているわけでもありません。

 

 

余裕があるわけではありませんが、

 

余力がないかと聞かれれば、

 

いつでも、どのようにでも

 

まだ動ける自分があるのは確かです。

 

 

「息吹」を徹底すること。

 

受け技、突き技、蹴り技等の基本、

 

移動、型、組手、身体の遣い方と

 

一体となった呼吸を、

 

入門より会長範士から幾度となく

 

指導を受け、学んできたことを実践し、

 

気がつけば、

 

心身とも疲弊するような自分では

 

なくなってきている ――

 

そのように感じています。

 

 

それは、私の立場がそうさせているのか、

 

体力そのものであるのか、もはや、

 

明確に切り分けることはできませんが、

 

かつての自分とは明らかに異なってきている。

 

陰の息吹、陽の息吹、

 

それは体力の面だけではなく、

 

精神的な充実にも

 

つながっているものと思うのです。

 

 

いまだ、道半ば。 

 

息吹を軸として修練を続けていくことが、

 

私たちの稽古を

 

よりよいものとしていくことができる、

 

改めて、そう確信しています。

 

 

いま振り返れば

 

そのように思うところもありますが、

 

長年、稽古中にそのようなことには

 

特に気がつくことはなく、

 

仲間と一緒にただ楽しかった、

 

ということなのかもしれません。

 

これからも切磋琢磨していくことで、

 

みなの、互いの成長につなげていくことが

 

できるものと思っています。