先日の建国記念日は、
桶川市武道連盟の新年会でした。
剣道、柔道、合気道などの
各武道団体とともに構成する
桶川市武道連盟において、
毎年恒例、
建国記念の日に開催するもので、
本年は桶川空手道会が幹事を務めました。
ご多忙のなか、
市長や市議会議長、
県議などにもご出席いただき、
盛大に執り行うことができました。
私が初めて出席させていただいたのは、
高校生の頃です。
それから二十数年、
改めて先輩方の存在と重みのある言葉に
有り難いものを感じました。
最年長の出席者は
昭和8年生まれの柔道の先生で、
中には新しい顔もみられましたが、
心身とも健康で、
ステキに年を重ねられている
多くの先輩方と話をしながら、
自分の今を顧みるとともに、
あるべき姿や目指すものを
再確認する時間ともなりました。
ある先生の言葉が印象に残っています。
-------------------------
いつまでも感謝の念を
いだいているだけではいけない。
これからはあなたが
道場生や周囲の人々から
感謝されるような存在になって
いかなければいけません。
それが、道場生や周囲の人々の成長に
つながるだけでなく、
あなたが今に至る過程で、
陰となり日向となり
支援や応援をしてくれてきた
先輩方への恩返しにもなるのです。
---------------------------
仕事においても空手道においても、
そのほかにおいても、
これまでの道のりを思い起こすと、
歯を食いしばるような経験も
少なくはありませんでしたが、
その分、手応えは
当初は想像もできなかった
大きなものをいただいてきていると
感じます。
これから、
どれだけのことができるのか、
何をやるのかは
きっと自分次第なのでしょう。
私がいいトシになっていくということは、
私の背中を押してくれてきた先輩方は、
言葉にするまでもありません。
自分の軸がよりどころとなっていく。
このことは、
好むと好まざるとにかかわらず、
誰もが避けられない
通る道なのだと思います。
仲間達、後輩達とともに、
そして新しい仲間や後輩も交えながら、
みなで着実に成長していくことが
できたらと思います。
本年も
どうぞよろしくお願い申し上げます。