桶川空手道会は、創設当初より、
演武で瓦割を実施しています。
使用するのは日本家屋に使われる和瓦。
試割り用として、
縦線が入った割られるためだけに作られた
もろい瓦ではありません。
道場生は、
その和瓦に拳を当てることで、
長年にわたって家屋を風雨から守る
瓦の強さ、身体の痛み、人間の弱さ、
などを感じることができるのは、
和瓦ならではの強さがあるから
こそです。
試割り用の瓦では
決して味わえない感覚です。
苦労と喜び、
いずれも知らずして、
真の成長はありません。
古来の沖縄から続く
剛柔流空手道の稽古にこそ、
生涯スポーツ、
生涯武道の根本が流れているとの思いは、
確信となりつつあります。
改めて、
今日という一日を過ごせたことを
感謝いたします。