このはなアリーナで行われた、『第20回 金太郎空手道親善試合』に参加してきました。
気が付けば、もう20回目なんですね。
御前崎の小さな体育館で仲の良い数支部だけでやっていたのが懐かしいですね。
今回は、県内外から48の道場・学校が参加しました。
この大会の特徴は、何と言っても個人組手の「たなぼた戦(棚からぼた餅に由来)」です。
初戦敗退者同士が進む裏トーナメントが存在し、「どんな選手でも必ず2回は戦える」仕組みになっています。
経験の浅い選手、試合慣れをさせたい選手には持ってこいな大会です。
一般の部も有り、審判で来ている先生方が選手として試合に出ていたりもして、楽しんでくださっています。
更に今回は、「副審2名制」を採用し、私も審判としてこの方式での初めての試合になりましたし、参加された多くの先生方が初めてだったようですね。
身内の大会でもあり、我が道場からも20名が参加し、形・組手、団体組手に頑張りました。
入ったばかりのヨシノリも応援に来てくれたようです。
因みに、ミア・リホの幼年2人がデビュー戦となりました。
○高校女子の部
優勝 リコ
組手競技
○幼年の部
準優勝 ヒロヤ
○小学1・2年男子の部
たなぼた優勝 キアン
○小学1・2年女子の部
第3位 ソラ
○小学3・4年男子の部
優勝 リョウヤ
1-1で先取点無しのまま、試合時間が終わり、判定へと進んだそうですが…
判定で勝ちが決まった瞬間に、両手でガッツポーズ(ヨッシャ!って感じの小さな物だったそうですが。)をしてしまったそうでして。
「相手に失礼になる」と、礼をしてコートを出るまでは喜びを爆発させないよう、この金太郎杯では昔から採用されている特殊なルールでして。
勝っていてもその瞬間に反則負けになってしまう恐ろしいルールですが、毎回、要項にもこのルールは強調して書かれており、毎回、開会式でも審判長がワザワザこのルールについて話をしていますし、今回も審判長の小笠原先生が強調して注意を促していましたが…
判定の時は…気持ちは…解りますね(笑
まぁ、そう言うルールなので仕方が無いですが、まさか初めて参加する訳でもない身内の大会で、ウチの門下生がこの特殊ルールに引っかかるとは思いもしませんでした(笑
これもまあ、経験でしょう。
あと…
「副審2名制」ですが、全空連のルールブックにもちゃんと載っているものであり、最近、行われた全空連での「プロテスト&アピールジュリー研修会」で説明と実技練習があったそうですが、まだまだ問題が沢山ありそうですね。
やってみた感想としては、主審をした時に、1審・4審の位置の審判が居なくなる為、後ろを気にしなく良いのは非常にやり易いです。
移動可能範囲もコートの半分に制限されている分、副審2名の旗と選手を常に視界の中に収められるのは楽ですし、見落としが格段に減ると思います。
副審も場外と接触の反則のジェスチャーが出せるのも非常に大きく、できる審判団であればかなり間違いが少なくなりそうに思えました。
ただ…
哲空会の畔上先生のブログでも触れていましたが、人数が減った分、「1票の重み」がエゲツないですね。
まぁ、まだ公式戦ではやれない事になっていますが、これもあちこちで試され、意見が集約されてより明確に、より良い試合にするべく調整されて行く事になるのでしょう。
良い経験になりました。
早朝の会場設営のお手伝いから始まり、長い1日でしたが、皆さんお疲れ様でした!
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月 19:00〜21:00
清水第五中学校体育館
火 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
水・木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
金 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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