何とも変なタイトルですね(笑
例年ならば、今くらいの時期には、静岡県空手道連盟の前期公認段位審査会(初段〜参段)に向けての追込みの時期だったりします。
が、今期の審査会は、コロナ禍により静岡県連は支部長の推薦による書類選考となりました。
有り体に言えば、受験の要件を満たしていて、支部長が推薦状(参段はレポート提出も)を書けば昇段できてしまうと言う事です。
コロナ禍での自粛が始まった3月くらいから、「どうなるかは判らないが、夏の審査が行われる前提で練習はするように」と言い続けていましたが、こんな形になってしまうとは…
私は、受かるかどうかの不安に向かい合い、繰り返し練習を続け、極度の緊張の中で行われる審査会に挑戦する事に意義があると考えており、受験資格を持つ門下生には、審査を受ける前提で練習をさせています。
covid-19の感染確認者数の増加が収まらず、重症者もまた増え始めた今となっては仕方がないのですが、残念ですね。
残念ではありますが、私は全ての事象を前向きに捉える質でして。
プレッシャーが無く、合格できてしまうのですよ?
こんな機会はまずないでしょう。
2月の後期審査会は、おそらく何かしらの対策をして、審査会は行われるのではないかと思いますしね。
ならば、来たチャンスは最大限に活かすべきでしょう。
長い年月をかけて練習して、今、このタイミングに空手を続けていたからこそ巡ってきたチャンスだと捉えましょう。
ちなみに、我が道場では、道場審査で1級受験の時に公認1級を兼ねてしまいますが、道場帯の初段を取って、初めて公認初段審査の受験資格を与えています。
6月の道場審査での1級合格により公認1級を得た門下生が居り、本来ならば公認初段審査の受験資格を持っている事になりますが、まだ道場初段を得ていないので、今回は当然、受けさせません。
次の道場審査で黒帯を取って、後期審査に間に合うかどうかとなります。
とまぁ、しっかりと条件を満たしている今回の申請対象者は、
少年弐段 4名
一般初段 2名
一般弐段 1名
の計7名となりました。
申請をするのは良いのですが、何もせずに昇段させてしまうのは如何かと思い、書類選考となった要項が来た8月上旬の時点で、「締切直前の21日に審査会と同じ内容で、皆の前で力を示して貰います。」と予告していまして。
公認段位審査に向けて練習は続けていましたが、皆、審査が無い事にホッとする気持ちと、通常の審査を受けたかった気持ちが同時に有ったようでして。
ウチの子達はナンダカンダと真面目なんです。
21日に向けて、しっかりやっていましたよ。
公認段位審査は、初段は、指定形1つに組手1戦。
弐段と参段は、指定形1つと得意形1つに組手2戦となっています。
やって貰いました。
やはり、弐段は強いです。
彼らも受かった時は今回の受験者とそれ程変わりはしなかったのですが、段が上がると不思議と強くなるのですよ。
自信と共に、取得した所から更に稽古を続けたからこその今の強さなのですよ。
その事を解って貰えると嬉しいですね。
取り敢えず、皆、力は示してくれました。
それぞれの段に相応しい実力を身に付けるよう、更なる精進を。
何でも続けてこそですよ!
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月・水・金 19:00〜21:00
清水三保体育館武道場(旧東海大学第一高校)
木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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