一世帯に二枚のマスク | 剛柔流空手道 渡辺道場

剛柔流空手道 渡辺道場

静岡県静岡市の空手道場です。
平成30年5月より、「剛柔流空手道 阪本道場清水支部」から「剛柔流空手道 渡辺道場」に名称変更しました。
令和6年4月に清水銀座本部道場を開設しました。

渡辺道場の渡辺です。

夏の全国中学生空手道選手権大会も中止が決まりましたね。
残念ですが、各地での選考大会が開けないとなれば、仕方がないですね。
今は出来る事をして、焦らずに来たるべき出場機会に備えましょう。



さて、4月1日の安倍首相の「一世帯に二枚のマスクを配布」の発表を受け、「たった2枚のマスクを貰っても困る」と言った声が吹き出していました。

それを受けて、今、出回っている風刺イラストがコレ。


良くできています(笑

確かに、人数の多い家族に2枚のマスクを貰っても全然足りません。
全世帯に配布するとなれば、詰めて発送するコストは莫大な金額になるでしょう。

「一般家庭に配るのであれば、医療機関に配った方が」との声もご尤も。
ですが、医療機関の場合だと布マスクではダメなのですよね。

おそらくこれは、2月中旬から3月上旬のウイルスが流行り始めた頃に「マスクが足りない」との声を受けての対応だと思います。

全国民への配布を考え、再利用を考えた布マスクなのではないかと。
結果、数量としては全国民とはいかなかった訳ですが。

「マスクなんぞ、自作すれば良い」とも思いますが、それはまた。

全世界で感染者が100万人を超え、東京でも1日で110人を超える感染者が確認される今となっては遅すぎるのですが、それもメーカーや関係各所の在庫や増産体制などの調整が必要だったのだと思います。

相当なご苦労だったと思います。

それでも、国のお金を使うのですから、より効果的な方法で、より効果的な時期に打ち出して欲しかったなとは思います。


政策の是非はさておき。


この政策発表時に安倍首相は、「洗える布マスク」の有用性を述べていました。

ですが、ちょっと言葉が足りないのかな と。
そりゃあ、「たった2枚でどうするんだ!」のヤジも出ますよ。
サザエさん一家を使った皮肉なイラストも作りたくなってしまいますよ。

科学的・医療的な見地からすれば、「予防には効果が薄く、拡散させない為にも感染者がマスクをするのが効果的」と言われていますが…このウイルスの場合は、自覚症状が出てからじゃ遅いのですよ。

全ての人が、「自分も感染しているかもしれない」と思い、人と接触する可能性がある時はマスクをして外出すれば良いかと。

マスクの効果の是非はともかく、日本が他国よりも早くに発症者が出ていながら、他国よりも死者数が少なくて済んでいる(亡くなられた方にはお気の毒ですが)のも、他国よりもマスクを着用する国民だからと言う事もあると思います。

安倍晋三の「マスク2枚」の政策を笑いますが、配布の目的が国民全員に配布する事ではない事を訴え、各家庭の外出者と外出機会を限定的にする事を前提に考えれば、「洗える布マスク」も有効に使えるでしょう。

これを踏まえた上で、この先の緊急事態宣言を匂わせる発言をすれば、反発も少なかったのではないかな と。

何でも考え方と使い方ですよ。
今ある状況・事象の中で、何が有効に使えるかですよ。

政治家は「代議士」とも言いますよね。

全ての人を満足させる事は不可能ですが、より多くの人を納得、安心させるだけの弁舌の能力が欲しいです。
周りを固めるブレーンの方々、もう少し上手い原稿を作ってあげてください。

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練習場所

月・水・金  19:00〜21:00

清水三保体育館武道場(旧東海大学第一高校)

木  19:00〜21:00

清水三保第一小学校体育館

お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで

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