昨日は、幼年の2人の男の子が体験に来てくれました。
ウチの練習は、19時の練習開始から前半の20時までは、概ね体力作りや身体の使い方の為の練習に費やし、後半からは空手の形や組手の練習をするのですが…
見学や体験の子達が初めて来た時などは、ちょっと参加し易いものにしたり、組手の試合を「こんな感じで戦うのですよ」と見せたりします。
空手がどんなものか、親御さん達も解りませんからね。
それに、小さい子の場合、体力が続かなかったり、飽きてしまったりもあるので、昨日は前倒しで形を見せて「形の試合も有りますし、昇級・昇段の審査でも使います」と説明し、その後に組手の試合形式での練習を行いました。
幼年の子となれば、早く帰して寝かせてあげないといけませんからね。
何試合かを行なった時点で、体験のご家族はお帰りになられましたが、「また金曜日にきます」と。
是非是非、いらしてください。
さて、試合形式を行う時は、大抵、練習の終盤なのですが、前に持ってきてしまったので、その後の練習をどうしようかな?体を沢山動かせるものであれば、遊びの要素が強い物でも良いな と。
こういう時、私は近くに居る子に、「何をしたい?」と、採用するかどうかは別として、意見を聞くようにしているのですが…
「メガネ掛け競争!!」
私の問い掛けに対して、間髪入れずに即答で返してきたのは、小学4年のコウキでして。
彼は毎回、「モンゴル相撲!」や「これ!」と、言葉で上手く説明できないから身振り手振りだったり、実際に跳ねたり転がったりでやって見せるのですが、結構、真面目な感じで「そんなの一度もやった事ないし!」ってものだったり、どんな練習効果が見込めるのかも不明な提案をしてきます。
「それ、どうやってやるの?」
「え?こうやって並んで順番に…」
「この人数で?メガネは幾つ要るんだよ?」
と突っ込むと、しどろもどろになるのですが、突っ込むまでは、毎回、胸を張って意味不明な練習方法のプレゼンを行うのです。
どう言う訳か、そのタイミングにいつもサリが居合わせていて、彼女の「またコイツは訳の解らない事を…」と、ウンザリした表情をするのも堪らなく面白いです(笑)
いつも「コウキは面白いなぁ」と思っていましたが、昨日の「メガネ掛け競争」を聞いて、面白いのと同時に頭の回転の速さにある意味感心しました。
急に振られた事に対し、内容はともかく、これだけ速くおかしな事を言えるというのは、大したものですよ。
頭が良くなければできない芸当ですし、素晴らしいです。
このコウキも、本当に愛すべきキャラクターです。
ウチの子達、みんなカワイイ!
結局、コウキの提案は退け、狭いエリアで鬼の能力に合わせて時間を短く切って、捕まえ切れるか逃げ切れるか の「スプリント鬼ごっこ」をやりました。
たまにやるのですが、必死に逃げて、必死に追いかけて、結構、楽しいですよ(笑)
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月・水・金 19:00〜21:00
清水三保体育館武道場(旧東海大学第一高校)
木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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