おんべ | 剛柔流空手道 渡辺道場

剛柔流空手道 渡辺道場

静岡県静岡市の空手道場です。
平成30年5月より、「剛柔流空手道 阪本道場清水支部」から「剛柔流空手道 渡辺道場」に名称変更しました。
令和6年4月に清水銀座本部道場を開設しました。

阪本道場清水支部の渡辺です。

 

はい、今回も空手は関係ありません。

 

タイトルの「おんべ」って、何? って話ですよね。

 

これが、「おんべ」 だそうです。

 

前回のブログに続き、私の住まいの有った横砂自治会の行事である、「どんど焼き」の飾りなのですが・・・。

だるまが吊るされていたり、綱がぐるぐる巻きにされていたりと、何とも得体の知れない飾りです。

 

この「どんど焼き」が行われたのは、1月15日の早朝。

「どんど焼き」と言えば、正月飾りや、昨年の願掛けの役目を終えた だるまや書初めなどを燃やし、その火で焼いた餅を食べると、無病息災や家内安全になるとかそんな行事ですよね。

地域によっては、中央に据える飾りが有ったり無かったり、飾りの種類も様々だとか。

同じ市内でも、様子は随分と違うようです。

 

さて、この地域では、「おんべ」なるものを中央に据えるのですが、この飾りを作ったのは、1週前の1月6日でした。

朝から集まり、皆で地元の廬崎神社の裏山の竹林に行って竹を2本切り出し、作成した訳です。

この綱をぐるぐるに巻き付けた球体は「宇宙」を現わしているとかいないとか。

良く解りませんが、「宇宙」と言う概念が語られているという事は、それ程古~い歴史ではないのかな?と思ったり思わなかったり。

 

ま、いずれにしても、大の大人が半日以上を掛けて作り、当日は大勢で担いで会場の浜辺まで運び、設置したのですが・・・・。

 

 

火が着くと、あっと言う間に全体に燃え広がり、僅か数分で、竹飾りの「おんべ」は、燃え落ちて折れてしまいました。

「あれだけ時間を掛けて、こんなに直ぐに壊れてしまうのか・・・」と、少しやるせない気持ちになったり。

 

改めて思ったのは、「火の力」の凄まじさ。

一気に燃え広がる勢いに、物を焼き尽くす力。

 

「こりゃ、火事ともなれば、家もあっと言う間に燃えちゃうよね~」って話です。

 

その後、消防の方々が手際良く水を掛けて処理をしてくださいましたが、消し炭のようになっている物も、なかなか温度が下がらず、何時までも蒸気が立ち上るのを見ると、「火が完全に消えるのも時間が掛かるねぇ」と、人では及ばない火の力に感嘆するばかりです。

 

皆さんも、火の取り扱いにはくれぐれも気を付けましょう。

 

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