「プロセスではなく、アウトプットから考える」。これは、今日のチームメンバーの議論の中で重要だと思ったポイントです。

コンサルティングというと、とにかく何かフレーム(型)を決めて物事を整理し、取り組みのアプローチやステップを決めて、「ここの部分ができていないので、いついつまでに、こうやってやりましょうね」的なものになりがちなのですが、そもそも、クライアントは、そのできていないことを本当にやる必要があるのでしょうか?

できてないことであっても、それをやる必要がないのであれば、やらなくていいのです。やらなくてもいいことを「やれ」とアドバイスするコンサルほど、意味のないことはありません。

では、何をすべきか。それは、ビジネスインパクトにちゃんと繋がることです。何かをやることで、クライアントにとっていいことがあるのか?、コンサルに払ってもらう費用の何倍ものインパクトをクライアントに与えることができるのか?、ということです。

そうすると、コンサルティングのアプローチも、何かをきれいに整理するというよりは、インパクトを出しにいくためのシナリオをしっかりと描くことが重要となります。

シニアの人に話を聞くと、コンサルティングのスタイルは、5年や10年前と大きく変わってきているといいます。昔は、複雑な事象をビシっと整理すること自体が価値だったようですが、今は、整理するだけでは価値になりません。クライアントと一緒になって動いて、ビジネスインパクトを生みに行くことが価値となるのです。