子供がサッカー教室に通っているのですが、子供達の試合の仕方を見ていると、面白いことに気づきます。

1-2年生の低学年の試合は、典型的な「子供のサッカー」状態となります。ボールめがけてみんなが集まってきて、押し合いへし合い状態になります。パスなんて出せる状態でなく、団子状態の中でボールをけり合っている、そんな感じです。

それが3-4年生くらいになると、少しゲームの仕方が変わって来ます。そして5-6年生の試合になると、みんなでボールめがけて突っ込んでいく、ということが少なくなって、フォーメーションを意識しながら、どこに誰がいるかを見ながらの試合運びが出来るようになって来ます。

その違いを分けるのは何かというと、おそらく、試合の全体像を捉える視点と、次の展開を読む力だと思います。地面にいるプレーヤーの視点から少し離れて、あたかもスタジアムの客席から試合を見ているような視点でのイメージを頭の中に持つということと、次のゲーム展開を予測してどこにポジションを取るのがいいのかを考えるということです。

これと同じようなことが、ビジネス/仕事においても当てはまります。

やるべきことの全体像が捉えられていないと、目の前の仕事だけに目がいってしまって、時間をかけて取り組むべきことがおざなりになってしまいます。組織全体がそういう状態だと、まさに子供のサッカー状態で、1つの緊急事態(トラブル等)が起ると、全員でわーっとそれにかかりっきりになってしまいます。

また先の展開を読めないと、行き当たりばったりの対応を繰り返すことになります。何かのアクションを起こす時には、予めリスクを想定してその対応(コンティンジェンシープラン)を考えておき、なるべく「想定外」の事態を回避することが重要です。

ちなみに今、この「子供のサッカー」状態にあるクライアントの組織行動を、いかに大人のサッカーに変えていくかに取り組み中です。これがなかなか難しいんですよね・・