以前の記事で、学生の間で戦略コンサルの認知度や人気が最近あがってきている、という話を書きました。

学生向けと思われる仕事紹介のWeb記事等を見ていたのですが、そこで語られる内容は得てして抽象的ですし、仕事の実態を正しく伝えられているとは思いません。

戦略コンサルの仕事は、実態としては、極めて泥臭く地味です。特に新人として入った時はそうです。波頭亮と冨山和彦の書いた「プロフェッショナルコンサルティング」という本にも書いていますが、必要とあればファイル数冊の伝票とにらめっこしてExcelをぶん回して分析することもやりますし、はたまた家電量販店である商品を買おうとしている人の行動をつぶさに観察したり、あるいは実際に買った人にインタビューしてみたりという、ちょっと怪しい行動も取ったりします。

ただ、一つ筋が通っていることは、どうすればクライアントに価値のあるアウトプットを出せるか、どうすればクライアントのビジネスにインパクトを与えることができるかを考える、ということです。そのために必要とあれば、法に触れること以外は本当に何でもする、という職業なのです。

学生に限らず、中途でコンサルに入社する人にとっても、「入ってみてからどうも違う」ということが起こらないように、我々の仕事の実態をちゃんと伝えていく必要があるなあと思うこのごろです。