今さらと言う感じですが、「あまちゃん」です。
「あまちゃん」が放送されていたのは昨年の4-9月ですが、リアルタイムでは見ていませんでした。というか、そもそも朝ドラには全く関心がありませんでしたし、「どうも人気が出ているらしい」ということを、ちらほらと聞く程度という感じでした。
それが、昨年の11月の初旬だったかと思いますが、NHKオンデマンドで別の番組(「プロフェッショナルの流儀」かな?)を見ていたら、たまたま「あまちゃん」第1話の案内が目に入り、「そういえば話題になっていたし、ちょっと見てみるか」と軽い気持ちで見てみたのが最初です。
そしたら、止まらない・・・。あれよあれよと言う間に引き込まれてしまいました。全話見ると約40時間かかる計算ですが、何回かの週末をつかって、約1カ月の間で、全て見てしまいました。(このへん、NHKオンデマンドはありがたい)
引き込まれていった理由としては、主役の能年玲奈さんの透明感や、脇役を固める舞台俳優の名演技、宮藤官九郎さんの脚本の面白さ等、いろいろあります。でも、最も興味を持ったのは、フィクションであるはずのドラマが、どんどんリアルの世界に進出してきて融合していく、その面白さです。
放送中も、ドラマの中であった「北三陸観光協会」のHPが現実からもアクセスできたり、ドラマで出てきた天野春子の「潮騒のメモリー」が、役名のままでCDで発売されオリコンランキングのトップを飾ったりと、ドラマの内容が、そのままの形でリアルに進出してきていました。
そしてその極めつけは、年末の紅白のあまちゃんコーナーです。紅白というリアルの、しかも生放送の舞台で、ドラマの"157話"(最終回は156話)が繰り広げられるという、現実なのかフィクションなのかよくわからない、そう、頭の中で緊急会議が開かれるような状態になったのです。ここはNHKも徹底していました。歌手は全て役名での紹介ですし、能年さんに至っては、あまちゃんコーナー以外でも終始「アキちゃん」と呼ばれる徹底ぶりです。あくまで、フィクションであるはずの「あまちゃん」の世界がリアルにあるという状況への拘りが見えました。
そして、さらに最近、リアルとフィクションの融合がまた1つおこりました。それがAKBの「Team8」構想です。これはまさにドラマ中のGMT47そのものであり、フィクションのコンセプトが、リアルに反映される結果となりました(Team8自体にあまり興味はありませんが・・)。
ビジネスの世界でも、ここ数年は「O2O(Online to Offline)」といって、ネット上でのさまざまな情報をリアルな消費に結びつける動きが活発です。ネットショッピングの市場規模は、今は約10兆円くらいだったかと思いますが、それでも電子取引化率は数%程度で、リアルな世界での消費は電子取引の約数十倍の市場が存在します。当然、ネットの世界で覇権を握った企業は、その力をリアルの世界に広げるべく、いろいろな取り組みを行っています。
それと同じように、ドラマの世界においても、フィクションとリアルを融合させていく取り組みというのは、新しいビジネスとしての可能性を秘めていると感じています。これまでも、ドラマの中で特定商品の露出を高めて広告効果を得る、というような取り組みはありましたが、それはリアルのものがフィクションに入っていくやり方です。そうではなく、フィクションのものがリアルに飛び出てくるやりかたのほうが面白い。当然、リアルに影響を与えるのだから難しい。でも、もしそれができれば、極めてインパクトの大きいビジネスが展開できると感じています。
「あまちゃん」が放送されていたのは昨年の4-9月ですが、リアルタイムでは見ていませんでした。というか、そもそも朝ドラには全く関心がありませんでしたし、「どうも人気が出ているらしい」ということを、ちらほらと聞く程度という感じでした。
それが、昨年の11月の初旬だったかと思いますが、NHKオンデマンドで別の番組(「プロフェッショナルの流儀」かな?)を見ていたら、たまたま「あまちゃん」第1話の案内が目に入り、「そういえば話題になっていたし、ちょっと見てみるか」と軽い気持ちで見てみたのが最初です。
そしたら、止まらない・・・。あれよあれよと言う間に引き込まれてしまいました。全話見ると約40時間かかる計算ですが、何回かの週末をつかって、約1カ月の間で、全て見てしまいました。(このへん、NHKオンデマンドはありがたい)
引き込まれていった理由としては、主役の能年玲奈さんの透明感や、脇役を固める舞台俳優の名演技、宮藤官九郎さんの脚本の面白さ等、いろいろあります。でも、最も興味を持ったのは、フィクションであるはずのドラマが、どんどんリアルの世界に進出してきて融合していく、その面白さです。
放送中も、ドラマの中であった「北三陸観光協会」のHPが現実からもアクセスできたり、ドラマで出てきた天野春子の「潮騒のメモリー」が、役名のままでCDで発売されオリコンランキングのトップを飾ったりと、ドラマの内容が、そのままの形でリアルに進出してきていました。
そしてその極めつけは、年末の紅白のあまちゃんコーナーです。紅白というリアルの、しかも生放送の舞台で、ドラマの"157話"(最終回は156話)が繰り広げられるという、現実なのかフィクションなのかよくわからない、そう、頭の中で緊急会議が開かれるような状態になったのです。ここはNHKも徹底していました。歌手は全て役名での紹介ですし、能年さんに至っては、あまちゃんコーナー以外でも終始「アキちゃん」と呼ばれる徹底ぶりです。あくまで、フィクションであるはずの「あまちゃん」の世界がリアルにあるという状況への拘りが見えました。
そして、さらに最近、リアルとフィクションの融合がまた1つおこりました。それがAKBの「Team8」構想です。これはまさにドラマ中のGMT47そのものであり、フィクションのコンセプトが、リアルに反映される結果となりました(Team8自体にあまり興味はありませんが・・)。
ビジネスの世界でも、ここ数年は「O2O(Online to Offline)」といって、ネット上でのさまざまな情報をリアルな消費に結びつける動きが活発です。ネットショッピングの市場規模は、今は約10兆円くらいだったかと思いますが、それでも電子取引化率は数%程度で、リアルな世界での消費は電子取引の約数十倍の市場が存在します。当然、ネットの世界で覇権を握った企業は、その力をリアルの世界に広げるべく、いろいろな取り組みを行っています。
それと同じように、ドラマの世界においても、フィクションとリアルを融合させていく取り組みというのは、新しいビジネスとしての可能性を秘めていると感じています。これまでも、ドラマの中で特定商品の露出を高めて広告効果を得る、というような取り組みはありましたが、それはリアルのものがフィクションに入っていくやり方です。そうではなく、フィクションのものがリアルに飛び出てくるやりかたのほうが面白い。当然、リアルに影響を与えるのだから難しい。でも、もしそれができれば、極めてインパクトの大きいビジネスが展開できると感じています。