前回の記事では、プロジェクトリーダーに求められる役割の1つとして、常にプロジェクトの先の動きを考えてメンバーに対して方向性を示し続ける必要があることを書きました。

これの他に、あと2つ重要な役割があります。

1つ目は、クライアントリレーションに全ての責任をもつパートナーとのコミュニケーションを密にとることです。1つ1つのプロジェクトはプロジェクトリーダーが統括するとはいえ、早め早めの段階で、なるべく細かくパートナーと話をする時間を設け、論点や初期仮説、あるいは分析の掘り筋の確認をしていくことが重要とななります。この際には、何かちゃんとしたアウトプットを持っていくというよりは、生煮えの段階であったとしても、いろいろと悩みや不明点をぶつけていくことのほうが、より高い効果を得られるようです。

もうひとつは、クライアントのキーパーソンとのコミュニケーションを密にとることです。この時も、上に書いたのと同じく、初期的な粗い分析や仮説の段階で早め早めにクライアントにぶつけて感想/反応を見るのです。昔はクライアントとのミーティングの頻度も少なく、月に1回~2回の報告会があるというスタイルだったようですが、今は毎週報告する、あるいはクライアントのオフィスに常駐することが増えてきたので、このようなコミュニケーションを行いやすくなってきました。これを繰り返すことで、クライアントの関心/悩みがどこにあるかを探りながら、アウトプットの方向性/あるいは言い方のトーンを定めていくのです。

昨日の記事とあわせると、プロジェクトリーダーとは、メンバー、パートナー、クライアントの3つのステークホルダーと密にコミュニケーションをとりながら、コンテンツというアウトプットに対して責任をもつ、そして何より、自分自身がつぶれないように自己管理も行う、というスーパーマン的な役割が求められるのです。

ただ、これも最初から全部できるわけがありません。。。
とした時にどうするかというと、これらの求められることの中で、「ここなら誰にも負けない」という尖った部分をなるべく早く確立することが早道なように思います。そして、それをレバレッジして、最低限、プロジェクトをちゃんと回せるようにするということです。

まだまだチャレンジは続く、という感じです。。。