といっても、私の知り合いに国会議員がいるわけではないですので実態はわかりませんが、少なくとも、今日の国会での首相所信表明演説の動画を見て、国会議員たるものの品位がこれほどのことかと、悲しい思いになりました。

約35分ほどの演説でしたが、冒頭および結びの部分を中心に投げかけられていた国会議員によるヤジはひどいものでした。中には、言葉は悪いですが、単なる酔っ払いの雄叫び、おばさんの金切り声のようなものもあり、聞くに堪えないものです。

当然議員によっては主義主張が異なるわけで異議を唱えたい人はいるのかもしれませんが、どうもそういう全うなヤジ(?)というよりは、単に囃し立てているというか、極論すれば意味のない雑音でしかないようなものもあります。

昔から国会での演説にはヤジは付き物とされていて、特に議会前方に座っている当選1回の新人議員は先頭にたってヤジを飛ばすように奨励されている、などとの噂話も聞いたことがありますが、その真偽はさておき、いくら昔から続いている「風物詩」とはいえ、恥ずべき悪しき風習は改めてほしいものです。

野田首相が、ヤジの飛び交う所信表明演説の最後に、一呼吸おいてから「ご清聴ありがとうございました」というのが、なんともシニカルでした。