今回退職するにあたり、いわゆる退職金を受け取ります。今の企業での勤務期間が7年間ですので、それほど大きな額ではありませんが、一時金ではなくいわゆる年金としての受け取りとなります。
以前転職した7年前は、企業年金をめぐる制度改革が行われた直後であり、確定拠出年金制度が出来ていたものの最初にいた会社にその制度はなく、また金額もわずかであったので、当時は年金支払いではなく一時金で受け取るという選択をしました。
一方、今の会社は確定拠出/確定給付の両方で年金運用しており、確定拠出年金はそのまま個人型年金に、また確定給付年金は企業年金連合会に「移換(移管ではなくてこの字を書くようです)」の手続きをして、そのまま年金運用することにしました。
そこで、改めて移換される年金の運用利率を見たのですが、年率約2.2%となっています。このご時世で2.2%の利回り保証のある金融商品というのは、なかなかありません。確定給付といえども必ずしも給付が保証されるかどうかはわかりませんが、一応元本保証型の金融商品だといえます。
一方で経営の立場からすると、2000年に退職給付会計が導入されて、年金の積立不足分を退職給付引当として負債計上しなければならなくなりましたが、この企業年金は根深い経営のリスクとしてのしかかっています。
年金制度が上記のように比較的高い運用利回りを保証している一方で、以前の記事で書いたように人口減少による国内市場の縮小傾向などにより、日本のGDPが今後その利回り水準以下で推移する可能性が高く、そのような中では今後、年金の積み立て不足から退職給付関係の費用がさらに日本企業の経営に重しとなってくる可能性が高いと思っています。
そもそも、普通の会社員にとって、年金制度/退職金制度はあまりなじみがないと思います。転職でもしない限りはその存在を身近に感じませんし、そもそも制度自体が複雑で、かつ「割引率」のような言葉も出てきて、ファイナンスの理論をそれなりに理解していないと内容がよくわかりません。
ただ、給料の後払い的な性格のある虎の子の年金資産ですので、たまには自分の年金資産が今どのくらいあるか、運用利率はいくらかなど調べてみることをお勧めします。
★関連記事
・10年後を考える(1)
・ファイナンスの基礎(3):割引いて考える
以前転職した7年前は、企業年金をめぐる制度改革が行われた直後であり、確定拠出年金制度が出来ていたものの最初にいた会社にその制度はなく、また金額もわずかであったので、当時は年金支払いではなく一時金で受け取るという選択をしました。
一方、今の会社は確定拠出/確定給付の両方で年金運用しており、確定拠出年金はそのまま個人型年金に、また確定給付年金は企業年金連合会に「移換(移管ではなくてこの字を書くようです)」の手続きをして、そのまま年金運用することにしました。
そこで、改めて移換される年金の運用利率を見たのですが、年率約2.2%となっています。このご時世で2.2%の利回り保証のある金融商品というのは、なかなかありません。確定給付といえども必ずしも給付が保証されるかどうかはわかりませんが、一応元本保証型の金融商品だといえます。
一方で経営の立場からすると、2000年に退職給付会計が導入されて、年金の積立不足分を退職給付引当として負債計上しなければならなくなりましたが、この企業年金は根深い経営のリスクとしてのしかかっています。
年金制度が上記のように比較的高い運用利回りを保証している一方で、以前の記事で書いたように人口減少による国内市場の縮小傾向などにより、日本のGDPが今後その利回り水準以下で推移する可能性が高く、そのような中では今後、年金の積み立て不足から退職給付関係の費用がさらに日本企業の経営に重しとなってくる可能性が高いと思っています。
そもそも、普通の会社員にとって、年金制度/退職金制度はあまりなじみがないと思います。転職でもしない限りはその存在を身近に感じませんし、そもそも制度自体が複雑で、かつ「割引率」のような言葉も出てきて、ファイナンスの理論をそれなりに理解していないと内容がよくわかりません。
ただ、給料の後払い的な性格のある虎の子の年金資産ですので、たまには自分の年金資産が今どのくらいあるか、運用利率はいくらかなど調べてみることをお勧めします。
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