最初のころ記事で、ツイッターをはじめことを書きましたが、そろそろ使い続けて半年になります。
その時の記事では、ツイッターの可能性(威力)について、「自由さや手軽さとリアルタイム性が生み出す雰囲気形成力ではないか」と書きました。
もちろんそういった面もあるのですが、半年間使ってみて、ツイッターは何か特殊なサービスではなくて、メールやWebと同じように、もはやネット上のインフラの1つといえるのではないかと思うようになっています。
つまり「ツイッターはこのように使わねばならない」というような流儀があるのではなく、きわめて自由でオープンなコミュニケーションのインフラであり、どのような使い方もできるし、どのような効果も生まれうるということです。
私の場合を振り返ってみると、最初のころは有名人やニュースのアカウントをフォローしていて「自分とは少し違う世界」の情報がTL(タイムライン)に表示される状態だったのですが、同じ地域の人や共通の趣味を持っていそうな人をフォローしていくことで、徐々に「自分に近い世界」の情報がTL上に多くなってきました。
そうすると、気になるツイートにリプライをすることが増えてきて、「一方的なつぶやき」から、徐々に「双方向のコミュニケーション」へと変わっていくようになります。
英語で偶然出会うことを”Run Across”といいますが、まさにそういった感じで、つぶやきながら走り続けていると、あるときふっと気になる別の呟きが横切って、そこであらたなコミュニケーションが始まるといった具合です。
一方で、ビジネス(マーケティング)としてのツイッターの活用について考えてみると、消費者の購入プロセス分析として古典的なモデルであるAIDMAモデル(A:注目、I:関心、D:欲求、M:記憶、A:行動)でいえば、A(注目)やI(関心)をツイッターで行うのはあまり効果が期待できません。フォロワー数が多くなってくると、無数といってもいい数のTLが表示されるようになりますので、何か発信したとしても、多くの情報のフローの中で埋もれてしまうからです。
一方で、ある製品やサービスに関心をもった相手に対するダイレクトコミュニケーション手段としては比較的有効で、D(欲求)、M(記憶)をへて、A(行動)へとつながり易くなります。
そういう意味で、最近うまいと思ったのが、不動産・住宅情報を扱うホームズが「史上最強の難問」と称して行ったキャンペーンです(→こちら )。間取り図に隠された暗号を解読すれば、抽選で1名が東京港区の高級賃貸マンション(家賃が40万円~60万円くらいします)に2年間タダで住める権利が獲得できるというものでした。
商品の豪華さ(金額換算すれば1,000万円を超えます)から、一時ネット上でも話題になりましたが、これは、電車や街角でのマス広告からWebやツイッターに誘導し、その後の詳細な情報は日々ツイッターで発信されるというやり方であり、うまくメディアミックスを考えた例だと思います。
ちなみに、このキャンペーン、私も応募したのですが残念ながら正解しませんでした。(また正解を見ましたがイマイチ納得性が乏しい答えだったので、プロモーションが良かっただけに、ちょっと残念でした)
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