出張で新幹線をよく利用するのですが、社内改札で車掌が来たら(寝ていても起こされて)切符を見せなければなりません。また、そのチェックの方法も、車掌が座席の記入された紙とペンを持って、それに一つ一つ、どこまで乗車するのか記入しているようです。
一方で在来線の中には、より進んだシステムを導入しているところがあります。JR東日本の特急のスーパーあずさ(新宿~松本)では、予め指定券を買ってその席に座っていれば、社内改札で切符を見せる必要はありません。よって、寝ているときに起こされることもありません。車掌はPOS端末のようなものを持っていますので、おそらく、指定券の予約状況がその端末に取り込まれて表示されているのだと思います(直接見たことはありませんが・・・)。
東海道新幹線でこのような仕組みを導入することのハードルは、コスト的にもシステム技術的にもそれほど高いとは思えません。たとえば新型のN700系の車両を導入する際のコストに比べれば、桁違いに低いはずです。それでもなぜ、車掌が改札して紙でチェックするという原始的な方法を続けているのか、不思議です。
もちろん、東海道新幹線ではExpress予約やチケットレスサービスなど、先進的なシステムが導入されており、それにより乗客の利便向上につながっています。だからこそなおさら、上に挙げたような原始的な方法を続けていることが時代遅れに感じます。
先日発表された2010年3月期の上場JR3社の決算発表を見れば、それぞれの会社の利益率は、JR東海:11.1% 、JR東日本:9.1% 、JR西日本:4.0%で、収益率が落ちた昨年度においてもJR東海は10%以上の利益率を確保しています。このドル箱路線である新幹線をより快適に利用できるように、これからもさらにサービスの改善を続けてほしいものです。