前回は、引越し業者による作業の違いを書きました(→こちら

これが作業効率(=従業員数)や収益性にどう影響しているのか気になり、「0123」「パンダ」「アリさん」の3社の比較をしてみました。ちなみに、前者2社は上場していますので、比較的詳細に知ることができます。


決算短信やホームページから拾った情報をまとめて比較してみました。


<0123:単体>

売上高:432億円、経常利益:24億円
車両数:約1,800台、従業員:約1,700名(連結の人数かもしれない)
車両1台あたり売上高:24百万円

<パンダ>

売上高:493億円、経常利益:55億円
車両数:約1,900台、従業員:約2,900名
車両1台あたり売上高:25百万円

<アリさん>

売上高:272億円(平成20年度)、経常利益:不明
車両数:約1,300台、従業員:約4,300名
車両1台あたり売上高:21百万円

こうやって比較すると、次のようなことがわかります。


・各社とも車両1台あたりの売上高はあまり差がない(トラックの稼働率がほぼ同じ水準ということでしょう)


・売上がほぼ同規模の0123とパンダですが、利益率では約2倍の差がついています。パンダの利益率は10%を超えており、相当優良であるといえます。ちなみに今日の終値ベースの株価だと、0123の時価総額は164億円に対し、パンダの時価総額は194億円です。


・各社従業員数が全く違います。これはどの程度の割合を自社従業員としているか(外部人材の活用率)と関係しているのだと思います。


2点目の利益率の違いと、3点目の従業員数の違いについては、次回の記事でもう少し考察してみたいと思います。