3D前回の記事では、映画アバターの3D映像体験について書きました(こちら
)。
3D映像は長年技術開発が行われてきましたが、なかなかビジネスとして離陸できませんでした。ただ、今年は映画の公開もそうですが、3Dテレビが発売されたりして、「3Dビジネス元年」などと呼ばれています。
ちなみに、私がアバターを見た映画館で入場料は2200円で、通常の映画が1800円ですから、2割ほど高めの価格設定がされています。映画館によっては、通常料金に「3D用メガネの貸出料」として数百円が上乗せされているところもあるようですが、基本的には3Dの映像そのものに対するプレミアム料金と考えるべきでしょう。
このように映画については、3D作品に対しては入場料にプレミアムを付加することができ、これにより、割高になる製作コストの回収機会が高くなります。また、ブルーレイなどのでのソフト販売でも、同様のことが可能でしょう。つまり、3D映像の付加価値分を価格に転嫁できるモデルです。
一方でテレビについてはどうでしょうか。
テレビ放送の収益モデルは基本はCMによるものですので、3Dによって割高になった番組制作のコストはCM枠料金に反映させるのが一般的な方法でしょう。また、CM枠を買ってスポンサーに提供する広告代理店にしても、高くなったCM枠の料金、また、3DのCMを作成する場合はその追加コストを、結局はスポンサー企業の料金に跳ね返さざるを得ません。
そうすると、テレビにおいて3Dコンテンツ化が進むかどうかは、スポンサー側が、高く設定された広告料金に見合った効果を見出すかどうかにかかってきます。そのためには、1)3D番組の視聴率が明らかに高くなること、2)3DのCMによる広告宣伝効果が明らかに高いことのいずれか(あるいは両方)が必要です
ところが、3D対応TVはまだ価格が割高です。テレビのセットメーカーとしても、3D化は薄型化以来の久々の技術革新で、これを期に販売単価の上昇を狙っています。そうすると、必然的に当初は3Dテレビの普及台数が少なく、視聴者数も限られるわけで、そうすると、上記の1)2)に相反することになります。
この矛盾(というか、にわとりと卵の関係)を解決することが、テレビにおける3Dビジネスの離陸に必要なのではないでしょうか。
3D映像は長年技術開発が行われてきましたが、なかなかビジネスとして離陸できませんでした。ただ、今年は映画の公開もそうですが、3Dテレビが発売されたりして、「3Dビジネス元年」などと呼ばれています。
ちなみに、私がアバターを見た映画館で入場料は2200円で、通常の映画が1800円ですから、2割ほど高めの価格設定がされています。映画館によっては、通常料金に「3D用メガネの貸出料」として数百円が上乗せされているところもあるようですが、基本的には3Dの映像そのものに対するプレミアム料金と考えるべきでしょう。
このように映画については、3D作品に対しては入場料にプレミアムを付加することができ、これにより、割高になる製作コストの回収機会が高くなります。また、ブルーレイなどのでのソフト販売でも、同様のことが可能でしょう。つまり、3D映像の付加価値分を価格に転嫁できるモデルです。
一方でテレビについてはどうでしょうか。
テレビ放送の収益モデルは基本はCMによるものですので、3Dによって割高になった番組制作のコストはCM枠料金に反映させるのが一般的な方法でしょう。また、CM枠を買ってスポンサーに提供する広告代理店にしても、高くなったCM枠の料金、また、3DのCMを作成する場合はその追加コストを、結局はスポンサー企業の料金に跳ね返さざるを得ません。
そうすると、テレビにおいて3Dコンテンツ化が進むかどうかは、スポンサー側が、高く設定された広告料金に見合った効果を見出すかどうかにかかってきます。そのためには、1)3D番組の視聴率が明らかに高くなること、2)3DのCMによる広告宣伝効果が明らかに高いことのいずれか(あるいは両方)が必要です
ところが、3D対応TVはまだ価格が割高です。テレビのセットメーカーとしても、3D化は薄型化以来の久々の技術革新で、これを期に販売単価の上昇を狙っています。そうすると、必然的に当初は3Dテレビの普及台数が少なく、視聴者数も限られるわけで、そうすると、上記の1)2)に相反することになります。
この矛盾(というか、にわとりと卵の関係)を解決することが、テレビにおける3Dビジネスの離陸に必要なのではないでしょうか。