前回は、今から7年ほど前の、ビジネススクール留学にむけての挑戦を書きました。今回はその続きです。
出願した1校から無事合格通知をもらったものの、結局は留学はあきらめることになりました。
会社で費用を支援してくれる社内留学制度の選考から漏れてしまい自費留学を決意したのですが、留学のための財源を確保できなくなったのです。ビジネススクールの留学には、2年間の学費と生活費を含めれば、1000万円以上の資金が必要です。親の援助も受けながら、何とかその財源を確保していたのですが、あまり詳しくは書きませんが、親元の家庭的な事情があり、それが使えない状況となりました。
もちろん、ビジネススクールで用意されているFinancial Aidの制度もあり、財源確保の手段はいくつかあったのですが、これだけ周囲の状況が大きく変わるということは、この流れに逆らって留学するべきではないと納得して、留学をあきらめました。(先日書いた「流れに従い・・・」ということです→記事はこちら
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こうやって書くと、家族のために留学をあきらめたように思えるかもしれませんが、今から思い返せば、留学をすることに対する不安(言葉・生活・お金)も当然あり、また少なくとも合格通知をもらったことで「受験勉強」というプロセスに対する答えは得られたわけで、上記のようなことを理由に、最後で怖気づいて留学を投げ出してしまったのかもしれません。
ただ、留学はあきらめたものの、経営に携わる仕事をしたいという気持ちは変わらず、結局、現在の会社(正しく言うと現在の会社の母体の会社の1つ)の経営企画のポジションに転職しました。これが今から6年半前の出来事です。
今の会社で経営者のサポート役として6年間にわたって経験したことはまさしく経営の勉強そのもので、留学しないという決断を下したことについて今となってはあまり悔いはありません。ただ、海外で生活する、多様な価値観に触れる、という体験ができなかったこと、そして2年間という短期間に集中して経営について学ぶ機会を逸したことは、自分のキャリアにとってマイナスだったかなと思っています。