こんにちは!
【こころ・声・ことば塾】を主宰する
おしゃべりのプロフェッショナル
中村ちあきです
去年の年末にご紹介した
中学生作家riccio micoちゃん
詳しくはのブログに書いてます
今年の春に晴れて
高校生になったみこちゃんが
8か月ぶりに遊びに来てくれました!
久々に会ったみこちゃんは
以前よりスマートになって
少し大人っぽくなっていた
中学生作家 riccio micoが誕生した軌跡
彼女が不登校になったのは
中学1年生の時
心傷付けられる経験をしたから
その経験が恐怖心に変わり
そこから不登校になってしまった
高校生になったみこちゃんに聞いてみた
「不登校の時、
一番つらかった事ってなに?」
「学校に行けないことに
罪悪感を抱えていたこと」
行こうと思っても
得体の知れない恐怖心から
体調を崩してしまう
学校に行けなくなった原因より
学校に行っていない
自分を責める日々が続いた
そんな不登校の時間
お母さんの献身的なサポートで
riccio mico
というブランドを立ち上げ
活動を始めた
「riccio」はイタリア語で
“ハリネズミ”のこと
ヨーロッパでは幸せを運んでくれる
小動物と言われているそう
もらった人が幸せになれるような
物を作りたいという願いを込めて
このブランド名にしたのだそう
そして今回はこんな素敵な
ペンケースを
プレゼントしてくれた!
お仕事の時に使わせて頂くね
不登校を卒業し高校生に
みこちゃんは不登校を
自分の決心と覚悟で卒業し
今は酪農関係を学べる高校に進学し
なんと15歳にして親元を離れ
寮生活をしている
手芸の専門学校の道もあったけど
動物が大好きで動物から癒しを貰い
今の自分に1番向いていると思う学校を
自ら調べ進学することを決心した
今は夏休みで帰省し
万博三昧と大好きな手芸は
服飾の専門家に弟子入りし
短期集中で基礎を学んでいるのだそう
彼女を見ていて
先日ご紹介したミヒャエル・エンデの
「モモ」を思い出した
お話の中盤にモモが何もできず
孤独で辛く悲しい時間を過ごす
シーンが描かれている
作者ミヒャエル・エンデは
「そんな何もできない時間があってもいい
人生の中で立ち止まって動けない時
何をしても上手くいかない時がある
そんな時があってもいいんだ
そこにこそ未来に向けての
意味があるんだ・・・・」
と語ったのだそう
みこちゃんは辛い時間を沢山経験したから
こそ喜びという時間の幸福を素直に
楽しめるようになったのだと私は思う
実は、こちらのマスクは
今年に入って当時まだ
中学生作家だった
riccio micoちゃんに
オーダーした手作りマスク
作ってもらうことに




riccio micoちゃんの進む道
「私が中学校生活で学んだ事は、
人生に無駄な事は無いということです
不登校になったことでたくさんの
優しい人たちに出会えました。
ミシンと言う楽しい趣味ができて
将来の夢も見つけることができました。
自分に合った登校の仕方も
見つけることができました。
今は辛かった時間も無駄では
なかったと思えます。」
「夢は毎日を一生懸命生きる人たちに
ときめきとワクワクを届けられるような
作品を作る人になることです。
また壁にぶつかることもあるかもしれないけど
無駄な事は無いと信じて
夢に向かって一歩ずつ進んでいきたいです。」
春にお誕生日を迎え
やっと15歳になったばかりの
riccio micoちゃん
辛い経験から逃げずに
自分と向き合ったからこそ
見つけた幸せがあった
彼女がこの先どんなことを経験し
どんな風に成長してゆくのかとても楽しみ
人生はいくつもの道の中から
どれを選ぶかで進む世界が変わる
沢山の経験を重ねれば重ねるほど
選択肢はどんどん増えてゆく
中学時代の夢のまま
手芸の世界に進むかもしれないし
まったく違う世界を知って
そこで羽ばたくかもしれない
それは、みこちゃんに限らず
誰にだって言えること
幾つになっても道は続く
どんな道を歩くのかは自分次第
可能性は無限大!
riccio micoちゃんの中学時代を綴ったブログは
こちらです
15歳になったみこちゃんに
今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございます!