こんにちは
おしゃべりのプロフェッショナル
中村ちあきです
わたしはブサイクな子どもでした
腫れぼったい一重まぶた
低くて上向いてる鼻
丸くてボテッとしたほっぺた
幼いころから背ばかり高く
小柄で目がクリクリした女の子が
うらやましくて仕方なかった
少しでも背が低く見えるように
背中を丸めて歩いてた
小学生の頃はいじめられっ子で
男子にランドセルをガンガン蹴られた
それを見て笑ってる
かわいい女の子たちは
別の世界に生きてる人に見えていた
6年生の時に転校してから
イジメられなくなった
思春期になると
セロハンテープを細く切って
まぶたに貼っつけてみたり
アイプチなるものを
こっそり買って試してみたり
でもやっぱりブサイクで
将来だれとも結婚できないと
鏡を見るたび思ってた
しかし
18歳を越えたころから
目をこすると二重まぶたになった
21歳の時に使った乳液にかぶれ
顔全体が真っ赤にただれ
まぶたは更に腫れあがるし
見るも無残な状態になった
その後、少しずつ腫れが引き
まぶたにくっきりシワができた
かぶれが完治しても
まぶたのシワは取れなかった
だから今のわたしのまぶたは
二重ではなく「シワ」なのです
不思議なもので目にシワができてから
世間の対応が変わってきた
これまで言われたことのない
「かわいいね」なんて言葉を
掛けられるようになった
しかし
二重じゃなくてシワだし・・・
目も離れてるし
鼻は低いしちっちゃいし
って、せっかく誉められても
「かわいい」
「キレイ」
という言葉に過剰反応して
素直に受け取れない自分がいた
「美人コンプレックス」
です!!!
持ってる人、多いんです
はい!未だに持ってますーーー
笑顔がとても可愛らしいAさんから
「わたしの顔、全部整形なんです」
とカミングアウトされた
自分の顔がイヤでイヤで
社会人になる前に手術したんだって
すごい勇気と行動力です
でも自信が持てない
顔にも
自分にも
周りから「かわいい」「キレイ」
と言われる度に素直に受け取れず
美人コンプレックスが消えず
もっともっと整形しなきゃ・・・と
焦る気持ちが生まれるのだと
彼女はとても優秀で
頭も良く仕事もバリバリできて
自信満々に見えていたので
それは驚きの告白でした
心育カウンセリングして
見えてきたこと・・・
「罪悪感」
世間に対してウソをついている自分
そうなのかな?
彼女の人生はこれまで全て
彼女自身が選択した先に今がある
整形したのも彼女の選択で
わたしに会いに来たのも彼女の選択
彼女の人生は彼女のもの
自分の人生だもん
人のモノサシに
自分を合わせる必要ない
今の自分を堂々と生きればいい
「〇〇さん
そのお顔、好きじゃないの?」
「目は気に入ってる」
「じゃ、そのお顔をもっと好きになろう
貴女の笑顔はとても素敵よ!
人からどう見られるかよりも
自分自身が自分を好きでいることが
一番大切だと思うよ」
自信がないって
つまり
自分を信じてないってこと
そしたら先日
彼氏ができたと報告もらった
良かったね
わたしは来年60歳になるんだけど
年齢を重ねるごとに自分の顔が
いい顔だって思えるようになってきた
少々、目が離れていても
愛嬌があっていいじゃないか
笑うとカマボコみたいになる目も
なかなかイイと思う
シワがいい味だしてくれる
背が高いことも
今では仕事に生かされている
イヤだ、イヤだと思っていたら
ますますブサイクになってゆく
外見も内面も・・・
良いと思ってたら
いい表情になれるんだと思う
この顔と身体が人生の相棒なんだから
良くできるところは
良くしたいし
好きな自分でいたいと思う
だから
「美人コンプレックス」は
持っていてもいいけど
自分を好きになれる自分
でいたいね
長々と綴ってしまいましたが
最後までお付き合い下さった貴方は
いい人です
ありがとうございます
この後も、ごきげんさんなお時間を
おしゃべりのプロフェッショナル
中村ちあきでした