日本一高いビル「あべのハルカス」の8階に位置する劇場「近鉄アート館」にて
時代劇ユニット「なにわ三国志」による公演『水澄めば 月映る』が
昨日9/26から明日9/28まで開催されています。
その舞台に息子が出演しており本日、叔母と共に観劇に行ってきました。
出演者は殺陣師のプロを筆頭に元タカラジェンヌ、元OSKの女優さんや
大衆演劇の役者さん、その他、超ベテランの役者さんが勢ぞろい。
そこに混じっての出演の上、時代劇は初めての経験。
夏休み以降、連日 お稽古に通い、浴衣に袖をとおし殺陣は勿論のこと
身のこなしやセリフ運びなどみっちりと仕込んで頂いたようで
前日などはかなりナーバスになっていた息子くん。
初日公演が済んだ後、電話で話したときには、
「ヘマいっぱいした。着替えが間に合わなくて先輩に手伝ってもらったり」
と、少々凹み気味
でも、叱って下さったり、助けてくださったり、ありがたいことだね。
と話したら 「うん」 と素直。
学校の友達も裏方のお手伝いに来てくれていたそうで、色々な人に支えられ
自分が舞台に立てているという事を、今回 身を持って感じている様子。
素晴らしい経験です。
さて わたくし、時代劇のお芝居を拝見するのは宝塚の舞台以来、初めて。
S席はソールドアウトで、一番最後列のA席。満席のお客さま。
舞台が始まる前から自分が出演するのかと思うくらい心臓バクバクです
必殺仕事人をベースにしたストーリーは笑いあり涙あり。
シンセサイザー、パーカッション、ギターにベースと生演奏とのコラボ
芝居以外にもダンスシーンや日舞と見所満載。
そんな中、息子も堂々と演技しておりました
今回は悪役で一番下っ端の子分役。
だけど187cmの長身だから、すぐわかるのね。
お稽古で浴衣がいるから買ってきて~と頼まれ夏も終わりがけ
いくつもの呉服屋さんを走り回りBigサイズを探し回ってやっと見つけた浴衣。
お稽古着と思ってたら舞台衣装にもなってたのね~
セリフ噛まないかしら・・・とかつまらんことを心配していた母ですが
生き生きと「黒助」として演じている姿はなかなかカッコイイと思いました。
親バカなり
しかし、主役クラス ベテラン俳優の芝居は本当に素晴らしい。
セリフ回しは勿論のこと、ひとつひとつの身のこなし、所作が本当に美しく
お芝居の世界にぐいぐいと引き込まれました。
また、ハプニングも笑いに変えてしまう 「間」 と 「呼吸」
まー、2時間を堪能致しました。
フィナーレでは出演者一同がステージに登場するのですが息子は
一番後ろで申し訳なさそうな表情で出てきました。
でも、トップのご挨拶で会場に笑いが溢れると 「くしゃっ」 とした笑顔がこぼれ
わたしまで、やっと ホッとしました。
今回の経験がまたひとつ階段を登る成長に繋がりますように・・・
と母は心から願います。
舞台が終わり、ロビーに出ると出演者がお客様をお見送り。
私たちは息子を目指して一目散。
照れくさそうな息子とツーショットです。
『水澄めば 月映る』
明日 9月28日まで 近鉄アート館にて
28日 ①11:00~ ②16:00~
すでにソールドアウトの可能性 大です
次回は11月7日、8日、9日にABCホールにて公演予定の
時代劇コメディ 『よいではないか』 に出演も決定しています。
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