昨日は、日本の三大祭のひとつである「天神祭」が開催されました。
私は3年前からこの天神祭をホテルの高層にある宴会場からお客さまに
楽しんで頂く企業イベントの司会をさせて頂いています。
眼下には天神祭のクライマックスとなる船渡御が行なわれる大川が流れ
その川辺にあるグラウンドから奉納花火が打ち上げられ、一瞬の芸術を
真正面でご覧頂けるという素晴らしいスポットです
司会は、進行を司る以外に、花火の合間などに天神祭にまつわる様々な情報を
お客さまにご紹介するのもお役目のひとつです。
天神祭というのは、そもそも菅原道真公を奉る「大阪天満宮」の神事。
歴史を紐解くと天神祭は今から1000年以上前に始まり時代と共に
お祭の形も、趣旨も変わってきたことがわかります。
お仕事をさせていただく事で、興味を持ち、様々な資料を読む中で
天神祭はただ華やかで楽しいものというだけでなく、そこには神事として
神さまを奉る人の心があり、神さまと一緒にお祭を楽しむ大阪人のこころがわかりました。
今年は宵宮の24日、早朝から行なわれる鉾流神事から見学に訪れました。
厳かな神事を拝見するなかで、日本の古くから伝わる歴史の重みを感じました。
なんてったって、1000年以上も受け継がれているお祭です。
その後、天神祭の拠点となる「大阪天満宮」へ・・・
神社では神輿やだんじりが飾られ、獅子舞も披露されるなど
すでに賑やかにお祭がスタートしていました。
24日は、街中を様々な地域のだんじりが牽かれ至るところで「大阪締め」が交わされます。
打ちま~しょ パンパン
もひとつせ~ パンパン
祝おうて三度 パパンがパン
これを聞くと、天神祭だ~って実感します。
午後6時になると帝国ホテル大阪の前の大川水上バス乗り場辺りで
舞台船上にて能奉納が開催されました。
宵宮は、今年日曜日だったということもあり人出も多く大変な賑わいでした。
明け、いよいよ天神祭 本宮当日!!
私は昼間はラジオ収録のために天神祭ウォッチングに出かけることができず
スタジオまでの行き帰りに乗車した環状線の中から街の盛り上がりを垣間見て
帰宅後は、急いで浴衣に着替え いざ、帝国ホテルへ
夕方5時の時点で、ホテルの前の大川沿いには歩くスペースもないほど
人・人・人!!人でびっしり埋め尽くされています
大川には、天神橋、天満橋、銀橋、源八橋、飛翔橋と数多くの橋が架かるのですが
そこにも場所取りをする人の群れ・・・・
天気予報では1日中、雨という予報だったにもかかわらず、夏の青空が広がり
イベントに携わる人間の一人として胸を撫でおろしました。
大阪人の願いが、きっと神さまに届いたのでしょうね
さて、私が担当するイベントも19時から開催されホテルの22階に位置する
川側一面がガラス張りという会場からお集まり頂いたお客さまには美味しいお料理を
召し上がって頂きながら、美しいイルミネーションで飾られた150艘もの船の行列、
また目の前で繰り広げられる奉納花火の迫力ある一瞬の芸術に歓声を上げながら
皆さまに楽しんで頂きました。
パノラマサイズの奉納花火に幻想的な船渡御。
お写真にてご披露したいところですがお仕事中だったので撮影できず、
ここでご披露できないのが残念ですが・・・
そりゃ~、もう 美しかった・・・
イベントの中では、お客さまには天神祭にまつわる様々なお話しをご披露し
お客さまからも、様々な質問が寄せられましたがすらすらと答えられるまでになりました!
なんだかすっかり天神祭ガイドになった気分です。
益々、天神祭に興味津々!もっと知りたくなりました。
お仕事を通してまた喜び楽しみ頂きました
感謝です!!
最後まで読んで下さってありがとうございます!
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