また、ここのところ体調不良で病院通いしています。
家の近所の病院は内科と小児科を兼任されているので
待合室には、沢山の絵本や童話などが本棚に並んでいる。
読んだことない絵本を端からひっぱりだして読むのも楽しみ。
そんな中、タイトルはよく知っている1冊の児童書に目がいった。
“ ビルマの竪琴 ”
タイトルはよく知ってるけど内容も全然しらない物語・・・
小学生向けのその本のページをめくると、ぐいぐいと物語の世界に
引き込まれ名前を呼ばれるまで夢中で読んだ。
第2次世界大戦中の兵隊さんたちの物語だけど、たった数ページで
自分の頭の中に情景が浮かんできた。
たしか、映画にもなっていたはず。
病院の帰り道、そのままTSUTAYAにDVDを借りに行った。
あった!!1枚だけ
しかも市川崑監督の1956年の古い方のモノクロ作品
色のない作品を見たのは本当に久しぶりだったけど2時間の映画を
夢中になって観た。
まるで色が見えるようだった。
不思議な程、その状況の空気まで感じた。
感動だった。
音楽が人を強くし、知恵を与え、人の命を救う
そして人としての誠実さと優しさ、与えられた使命
いろいろな事を考えさせられた。
映画を観ても、私の中で「ビルマの竪琴」が深く心に残っていて
今日も病院に行った際、先日まで読んだ続きからページをめくった。
映画とは違う、やはり本から受ける感情。
子供の為の本なのに夢中になってしまう。
ある意味、児童書だからこそ文章もシンプルな構成だからストンと
こころに染み込むのかも知れない。
映画とはまた違う「ビルマの竪琴」を感じたくて、今度 本を買おうと思う。
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