年賀状数題5~「喪中」の経験談~ | あおみの はまろぐ

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年賀状について書いていくシリーズの第5弾。
今回は、前回の話を受けての、「喪中」が絡んだ体験談を書いていきましょう。


まずは、自分が大学生の頃の話を。

自分が年賀状を残している高校生の頃から、年賀状をくださっていた方がいました。
小学生から中学生の頃にある団体でお世話になった方で、自分の父よりも年上。
本職が学校の先生で、担任ではなかったものの同じ小学校で先生と児童という関係だった時もあり、すごくお世話になりました。

ところが大学生の頃、喪中の話が。
もともと年賀状を送っていなかったこともあり、その時も送らなかったのですが、それ以降、その方から年賀状が届くことはありませんでした。

喪中がきっかけで途切れたつながり。
こういうことがあるから、喪中の時でも年賀状を送っていいのであれば送りたいのです。

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一方、こちらは喪中の年から生まれた繋がりの話。

2012年の年賀シーズンは、自分は祖母を亡くしたために喪中でした。
喪中はがきを送り、年賀状を書かなかった。これは前回書いた通りでした。

それでも、自分宛てに年賀状が届くことがありました。
そして、今まで年賀状のやりとりをしていなかった方からも年賀状が来ていました。
その方にも、喪中であることを間接的には伝えていましたが、送ってくださったのにはとても驚いたし、嬉しく思えました。

そんなわけで、その年には、普段年賀状を送っている皆さんに、年賀状の代わりに寒中見舞いを送ることにしました。
ところが、その年といえば、交通事故。あの時に自分が亡くなっていたら…と思うと、とてもぞっとしてしまいます。
ちなみに、寒中見舞いを送ったのは退院した後の話。年賀状の返りを無事に送ることができてよかったと感じています。


何も知らないのに年賀状をもらって、それで嫌な気分になる、そうなったら、せっかく送ってくださった方に申し訳ないでしょう。
こういった繋がりがあるからこそ、自分は喪中の時でも年賀状が欲しいのです。


今年喪中だった方には、深く哀悼の意を捧げます。
喪中だった方で、友人や知り合いの方から年賀状をもらったら、返事として「寒中見舞い」を認めてみてはいかがでしょうか。