皐月賞は、ゴールドシップが制しました。
逃げたゼロスを除く各馬が外にどんどん行く中、その馬たちの内側を突いたゴールドシップに軍配が上がりました。
道中最後方だったにもかかわらず、3コーナー手前から4コーナーにかけてごぼう抜き。
4コーナーを回った時には、12頭抜いて6番手にまで上がっていました。
ここまで来たら、もはや後はうまく伸びるのみ。後続に2馬身半の差をつけての勝利でした。
中山コースは、内側を回った馬がいかに強いか分かります(ある意味皮肉)。
それにしても、前走共同通信杯から皐月賞を制したのは、1994年の三冠馬・ナリタブライアン以来。
しかも、中山コースを走ったことのない馬というのは、相当珍しい気がします。
ここ10年、皐月賞で連対した馬はすべて前走がトライアルだっただけに、そのデータが崩れてしまいました。
ちなみに、前走がトライアル以外のレースから制したのは、1999年のテイエムオペラオー以来。
平成以降ではハクタイセイ(1990年)、ナリタブライアン、テイエムオペラオーに次ぐ4頭目でした。
このデータ、はまったらめちゃくちゃぞっとします。
<競馬どどいつ>
コーナーワークで 一気に差した
大外一気も かなわない
テイエムオペラオーは大外一気でしたけどね。