凱旋門賞 戦いを終えて | あおみの はまろぐ

あおみの はまろぐ

多趣味な管理人がいろんな話を書いちゃいます!
みなさん「はま」っちゃって!

ディープインパクトは惜しかったですね。

ハリケーンランシロッコに先着したのはよかったものの、世界は彼らだけではないということを改めて感じたと思います。


それにしても、あのレースは3歳が非常に有利でしたね。

さすがに3.5キロの斤量差はきついでしょう。

ちなみに日本では、同じ時期に行われるレース(2200m以上の定量戦)では、3歳馬と4歳以上の馬における斤量の差は3キロです。

「斤量1キロ=1馬身の差」ということが言われていて、今回の勝ち馬とディープとの差が1馬身もないのですから、この0.5キロの差は大きいでしょう。


そこで、自分は過去のデータから考えました。

ディープに力がないということではありませんが、古馬、しかもサンデーの血を持つ馬は非常に不利ではないでしょうか?

99年に2着に入ったエルコンドルパサーも、父はキングマンボ(アメリカ)ではあるものの、母の父はサドラーズウェルズであり、その時に凱旋門賞を制したモンジューは、父がサドラーズウェルズです。

ちなみに、エルコンドルは4歳、モンジューは3歳で、ここでも年齢による斤量の差が出ています。


そこで結論を言いたいと思います。

“たられば”はあまりよくないとは言いますが、今回、もしメイショウサムソンが出ていたら、勝っていたのではないでしょうか。

彼の父・オペラハウスの父もまたサドラーズウェルズなのです。

メイショウサムソンが今年出ていたならば、非常におもしろかったと思います。

ディープほどの応援は見込めないとしても、応援されるのは事実です。


それよりも、ディープインパクトへの過剰なまでの応援はどうかと思います。

JRAも、ディープインパクトを前面に出しすぎです。

“日本の競馬=ディープインパクト”ではありません。

ディープを応援するのはいいですが、程度というものを考えてほしいです。