“失意の浜”シリーズもこれでおしまいです。
早速参りましょう。
1月5日。
今日で郵便局での仕事も終わりだ…、と思いつつ起きた。
今日から親が仕事らしく、自宅は比較的穏やかな雰囲気になっていた。
その中で、浜は計略を遂行する…。
午前9時。
浜はいつもより早めに身支度を済ました。
そして…、
Tちゃん邸に電話
したのである。
ところがだ!!
Tちゃんが不在であった。
浜、なぜか笑いこける。
その後、郵便局へ出勤。
この日はなぜかカラ元気。
ハイテンションのまま配達へといく。
配達中も、Tちゃんのことは頭から離れず、どうしようか考えながら配達する。
そして、午前中の配達が済んだあたりで、浜は1つの決断をした。
「昼休みにもう1度電話をかけよう。それでもいなかったら、もう諦めよう…」
携帯電話だと、通話記録(請求書とともに来るやつ)に電話番号が残ってしまうので、近くの公衆電話へと赴く。
そして、浜は2度目の電話をかけた。
ところがだ!!
またもやTちゃんが不在!
まさに失意である。
大きなため息をつきながら、浜は郵便局へと戻っていった。
午後の配達も無事にこなし、家に戻ってからはひたすら自宅で涙を流していた。
その後も、有馬記念以降、競馬は全く的中せず、さらに、新年早々体調を崩し、また、日ごろの鬱憤晴らしをしようと行った隣町のバッティングセンターが潰れており、プリペイドカードだけで1,000円近く損したのである。
こうして、自分の2005~2006年の年末年始は終わった。
本当に“失意”という言葉が当てはまるような気がする。
2006年のこれからが非常に心配である浜でありました。