記憶に残る名馬たち第5回 松永幹夫シリーズ(3)
今回は“マル外旋風の草分け”ファビラスラフィン を取り上げます。
ファビラスラフィンは1993年にフランスで生まれた外国産馬です。
父にFabulous Dancer、母にMercalleを持つ馬です。
ちなみに、ダビスタ04では繁殖牝馬のモデルにもなっています。(イディアルダーリンです)
ファビラスラフィンは、96年の春にデビューした当初、藤田騎手を背にしていました。
その春にはニュージーランドトロフィー4歳S(当時)も制しています。
しかし、NHKマイルカップでは14着に敗れ、秋華賞において藤田騎手はロゼカラーに乗ることとなり、松永騎手が手綱をとることとなりました。
その秋華賞では、エアグルーヴが圧倒的な1番人気の中、ファビラスラフィンは5番人気でした。
そんな中、エアグルーヴが失速、好位から抜け出したファビラスラフィンが抜け出し、見事に優勝しました。
その後、ファビラスラフィンはジャパンカップで2着に入りましたが、有馬記念での惨敗の後に屈腱炎を発症し、引退しました。
松永騎手とはたった3戦でしたが、ダビスタ04では松永騎手が主戦となっています。
藤田騎手が出てきていないということもあるんですけどね。
しかしながら、ファビラスラフィンといえば松永幹騎手、という方程式は自分の中で出来ています。
そして、最初のマル外(外国産馬)といえばファビラスラフィンという方程式もあります。
タイキブリザード、マルゼンスキー、タイキフォーチュンといった馬がいても、筆者はファビラスラフィンがマル外旋風の草分け的存在であると思っています。
<お断り>更新が遅くなってしまいました。すみません。
<次回予告>
次回も“松永幹夫シリーズ”をお送りしますが、シリーズは次回で最後にし、新たなシリーズを開催します。
ちなみに、次回取り上げる馬もマル外です。