ソウルジェムと魔女の関係を語るほむら
杏子「そんな…」
ほむら「美樹さやかが魔女になるのを阻止できた。初めてのことよ」
杏子…
ほむら「もしかして、この時間軸は何か」
杏子「あんたにとってはそうでも、私たちにとっては一度だけなんだ」
ほむら…
杏子「まどかが何人もいるってことだよな。失敗したらやりなおし？何だよそれ…友達も取り換えが効くってのか！」
ほむら「そんなこと…あなたに関係」
杏子「ある！大切だとかいいながら、どれだけまどかを傷つけたか分かってんのか！」
ほむら「し、仕方ないの！たとえ何をしてもまどかが契約するのを防げたらいい」
杏子「友達の気持ちは二の次か、閉じ込めているのがわかんないのかよ！それで守っているつもりか」
ほむら…
杏子「人の意思を潰すのは、殺しているようなもんだって、親父が言ってた。大切な人を危険から守りたい、でも気持ちを押さえつけちまったらダメなんだってさ」
ほむら「…だったら…どうしろっていうの！まどかが魔女になるのを放置しろなんて…できないよ！」
杏子「好きなら信じてやれよ」
ほむら「え…」
杏子「魔法少女が必ず魔女になるわけじゃない、ソウルジェムを上手く使えたらいいんだ。穢れを浄化する方法があれば…」
ほむら「グリーフシードを使わないでそんなことができるの？」
杏子「マミの部屋に来て思い出した。それができる魔法少女がいた」
ほむら「どこに？」
杏子「そこだ」
ほむらの持っているグリーフシード
ほむら「この魔女が！」
杏子「やっぱりお前が…シャルロッテ」