相続烈風伝 並木家の栄光 謀巡り編 01 魔女の手本 | 何か色々 憲法&民法ゴロ合わせ跡地

寄与が認められるかは

遺産分割協議によります。


あらすじ

の最期を知らないままの澄(10歳)

叔母、七瀬まりくから「時をさかのぼる魔法」を習い

魔女への道を歩き始める。



…………


……



澄…


輝く星に囲まれて、私は目覚めた。


 まりく・起きて。

 澄・おばさん…

 まりく・師匠

 澄・え?

 まりく・おばさんって言うなら、何も教えない。

 澄・ご、ごめんなさいお師匠さま!

お師匠さまのような、立派な魔法少女になりたいです!

 まりく・よし。

 澄・あの、お師匠さま…若い…

 まりく・一番魔力の高い頃、今の陽子くらい

 澄・へえ…


 まりく・あなたはあまりに幼すぎる。

真の魔女どころか、魔力が高いだけの魔法少女とも言えない。

だから、教えてあげる。澄に意志があるなら。

 澄・や、やります、頑張ります!

 まりく・良い返事。じゃあ、よく見る。

時をさかのぼる魔法…


 ぶおっ…


空間ごと星が吹き飛ぶ

そして…見覚えのある風景…

そうだ、夏休み…おじいちゃんの家に泊まった…


 乱太郎・親父、俺は役に立ったよな?

 回天・まあのう(焼酎ロックを呑む)

 乱太郎・遺産には寄与分てのがあるんだ。

 回天・そうじゃの、お前は力になってくれた。

何が欲しい、金か?

 乱太郎・それもだが…秘宝だ!

 回天・何じゃそれは?

 乱太郎・とぼけるな、じゃ…

 澄…

 乱太郎・すっ…澄、聴いて…

 回天・どうした?

 澄・おしっこ

 乱太郎・ガキが、脅かすんじゃねえ!

 澄・ひっ…ふぇ…

 乱太郎・きたねえ…漏らしやがったな。

 回天・き、きれいなみず、聖水!

さ、さあ風呂にいくぞハアハア(´Д`)

 乱太郎・ちっ

 


 澄・怒られて怖かった。

 まりく・そう、時をさかのぼる魔法は

自分自身と向き合うこと。続ける?

 澄・はい、お師匠さま!

 まりく・集中して、心に眠る記憶を呼び起こす。

そうすれば…



 ふぁん…



 澄・あの朝 だ…

 まりく・うん。何か変なことがあった?

 澄・家に変な人が来て…

パパとママがケンカして…

 まりく・それだけ?

 澄・えと…ママに怒られて…

その後ママがタクシーとか、おじさんがどうとか…

 まりく・やっぱり気づいてない。

 澄・えっ、どういうこと?

 まりく・あとは自分で考える。

 澄;;