今、外は、激しく雨が降ってます。
仕事場から自宅まで傘をさしながら、
小走りで帰ったのですが、
暗くて地面が見えなくて、
思いっきり右足が水たまりにハマり、
バシャッとはねた水を左足で蹴飛ばして、
「あ~あ、やってしまったぁ…」
という、あのなんとも言えない気持ちになりました。
(経験ない?)
雨は、まだまだ続きそうです。
さて、今日は、一つの話をまず紹介しましょう。
ある寺で、釣り鐘を作ることになりました。
住職が、
「だれか布施したい方はありませんか」
と檀家(だんか)に懇志を呼びかけました。
「是非、私にさせてもらいたい」
と金満家が名乗り出ました。
やがて立派な釣り鐘ができました。
後日、住職は、檀家の人たちと会食の宴を催しました。
釣り鐘を一人で財施した金持ちが、最前列に座っています。
しかし、一向に住職の口から、釣り鐘布施の讃辞がありません。
不満にじりじりした金満家が、
「ところで住職さん、私は金が余っているから、
釣り鐘を布施したのではないのです。
鐘の音はいかがでしょう」
と遠回しにお礼の言葉を催促しました。
その時住職は、
「貴殿は、私にあの釣り鐘の礼を言えとでも言われるのかな?」
とズバッと切り込みました。
「そうだ」とも言えない金満家、
「いや、そうではないんですが、
決して余った金を出したのではないということなんです」
とうつむき加減に言うと、
「貴殿は布施ということを勘違いしていられるのではないか?
私のほうこそ、いつ貴殿が釣り鐘の礼を言われるかと、待っていたのじゃ」
「えーっ、私が住職に?」
「貴殿が布施したということは、
貴殿が善い種をまかれたということだ。
だれのためでもない。
すべて、貴殿の福徳(しあわせ)となる。
その福徳の結果は、因果の道理で貴殿にしか現れないのだよ。
なぜ私がそのお礼を言わなければならないのかな?」
「布施とはそういうことでございましたか」
「そうだよ。それはちょうど、農家の人が田んぼや畑に種をまけば、
その収穫は全部、まいた農家のものになるようなものだよ。
決して田んぼや畑のものにはならないだろう。
だがもし田んぼや畑がなければ、
農夫が幾ら種をまきたいと思ってもまくことはできないでしょう。
私は、畑を提供しただけなのだよ。
貴殿は、そこに善い種をまかれた。
収穫は皆、貴殿のものです。
だから、貴殿こそ『よく畑を提供してくださいました』
と言わなければならないのではないのかなと言ったのです」
金満家は、布施の心得違いを深く反省し謝罪したといいます。
仏教では、
自分に引き起こる運命のすべては、
自分のやった行為が生み出す、と教えられます。
幸福という運命は、自分のやった善い行いが生み出したものです。
不幸や災難という運命は、自分のやった悪い行いが生み出したものなのです。
善い行いをしなければ、絶対に善い結果は現れませんし、
悪い行いをすれば、その結果は、必ず自分に引き起こります。
布施は、仏教で教えられる善い行いの一つです。
布施とは、「与える、施す」ということです。
施した人が、種を蒔いたのですから、幸せになるのは施した人です。
私の蒔いた種の結果は、私にしか返ってきません。
布施をして、施した相手にお礼を求めるのは、
「善因善果、悪因悪果、自因自果」
の因果の道理がわからない迷いの心からなのです。
まいたタネは必ず生えます。
布施の種まきは、必ず幸せとなって、
布施をした本人に現れるのです。
大いに善いタネをまきなさいよ、
と仏教で教えられている理由がここにあります。
━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━
先週の土曜日は、仏教の勉強会で、ミクシィのマイミクさんと
話をさせていただきました。
少人数で、じっくり話が出来て有難い御縁でした。
ときどき、東京や大阪の方から、
「こちらの方で、講演はしないのですか?」
と尋ねられますが、今のところ、私が勉強会をするのは北陸のみです。
申し訳ありません。
でも、東京や大阪、また全国各地で、
仏教の勉強会は開かれていますので、
ご紹介することならできます。
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仕事場から自宅まで傘をさしながら、
小走りで帰ったのですが、
暗くて地面が見えなくて、
思いっきり右足が水たまりにハマり、
バシャッとはねた水を左足で蹴飛ばして、
「あ~あ、やってしまったぁ…」
という、あのなんとも言えない気持ちになりました。
(経験ない?)
雨は、まだまだ続きそうです。
さて、今日は、一つの話をまず紹介しましょう。
ある寺で、釣り鐘を作ることになりました。
住職が、
「だれか布施したい方はありませんか」
と檀家(だんか)に懇志を呼びかけました。
「是非、私にさせてもらいたい」
と金満家が名乗り出ました。
やがて立派な釣り鐘ができました。
後日、住職は、檀家の人たちと会食の宴を催しました。
釣り鐘を一人で財施した金持ちが、最前列に座っています。
しかし、一向に住職の口から、釣り鐘布施の讃辞がありません。
不満にじりじりした金満家が、
「ところで住職さん、私は金が余っているから、
釣り鐘を布施したのではないのです。
鐘の音はいかがでしょう」
と遠回しにお礼の言葉を催促しました。
その時住職は、
「貴殿は、私にあの釣り鐘の礼を言えとでも言われるのかな?」
とズバッと切り込みました。
「そうだ」とも言えない金満家、
「いや、そうではないんですが、
決して余った金を出したのではないということなんです」
とうつむき加減に言うと、
「貴殿は布施ということを勘違いしていられるのではないか?
私のほうこそ、いつ貴殿が釣り鐘の礼を言われるかと、待っていたのじゃ」
「えーっ、私が住職に?」
「貴殿が布施したということは、
貴殿が善い種をまかれたということだ。
だれのためでもない。
すべて、貴殿の福徳(しあわせ)となる。
その福徳の結果は、因果の道理で貴殿にしか現れないのだよ。
なぜ私がそのお礼を言わなければならないのかな?」
「布施とはそういうことでございましたか」
「そうだよ。それはちょうど、農家の人が田んぼや畑に種をまけば、
その収穫は全部、まいた農家のものになるようなものだよ。
決して田んぼや畑のものにはならないだろう。
だがもし田んぼや畑がなければ、
農夫が幾ら種をまきたいと思ってもまくことはできないでしょう。
私は、畑を提供しただけなのだよ。
貴殿は、そこに善い種をまかれた。
収穫は皆、貴殿のものです。
だから、貴殿こそ『よく畑を提供してくださいました』
と言わなければならないのではないのかなと言ったのです」
金満家は、布施の心得違いを深く反省し謝罪したといいます。
仏教では、
自分に引き起こる運命のすべては、
自分のやった行為が生み出す、と教えられます。
幸福という運命は、自分のやった善い行いが生み出したものです。
不幸や災難という運命は、自分のやった悪い行いが生み出したものなのです。
善い行いをしなければ、絶対に善い結果は現れませんし、
悪い行いをすれば、その結果は、必ず自分に引き起こります。
布施は、仏教で教えられる善い行いの一つです。
布施とは、「与える、施す」ということです。
施した人が、種を蒔いたのですから、幸せになるのは施した人です。
私の蒔いた種の結果は、私にしか返ってきません。
布施をして、施した相手にお礼を求めるのは、
「善因善果、悪因悪果、自因自果」
の因果の道理がわからない迷いの心からなのです。
まいたタネは必ず生えます。
布施の種まきは、必ず幸せとなって、
布施をした本人に現れるのです。
大いに善いタネをまきなさいよ、
と仏教で教えられている理由がここにあります。
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